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南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで
近年、急速に進展した研究から、〈建武政権・南朝は武士を優遇していた〉、〈室町幕府は「南朝の合体」以後も"南朝の影"に怯え続けた〉など様々なことがわかってきた。一次史料を駆使し、南朝=特異で非現実的な政権という定説を覆す。
南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで
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南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで
2020/12/20 18:07
全体的に穏当な論調
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投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年の研究動向を踏まえ、後醍醐天皇や建武政権を再評価。既往の研究が、後醍醐の異質性を強調し過ぎ、建武政権を低く評価し過ぎていたのは確かであろう。全体的に穏当な論調で、勉強になった。何事もバランス感覚が大切だと思う。歴史観とも関わるだけに、南北朝時代は難しい。