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「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる
著者 齋藤勝裕
毒が人の健康、命を奪うものである一方、薬は人を怪我や病気の苦しみから救ってくれるものです。しかし昔から「薬と毒は匙加減」というように、毒と薬の違いは簡単に言えば使用料の違いにあります。多くの医薬品は、少量を使うから薬になるのであり、大量に使えば副作用で人の命を奪うことになります。毒と薬は化学的な目で見れば、多くの場合、同じ化学物質と言えるのです。本書では、植物、動物、鉱物等多くの天然物に含まれる毒成分を明らかにし、毒物がどのような作用によって人の健康を害し、命を縮めるか、また、それが薬として利用されることはあるのか、あるとしたらどのような効用があるのかも解説していきます。
「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる
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「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる
2023/04/25 21:50
毒&薬
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒の種類からそもそもなぜ毒はきくのかというメカニズムまで、毒の何たるか、そして毒と薬が表裏一体であるといった事実が解説されています。悪名高いサリドマイドが薬にもなりうるという説明は驚きでした。しかし、エピソードがダブる箇所が何ヵ所かあった感じが。