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これからの「教育」の話をしよう 8
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これからの「教育」の話をしよう 6
2021/01/03 11:39
最新の教育改革の動きを知ることができます
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラックコーヒー - この投稿者のレビュー一覧を見る
『これからの「教育」の話をしよう』シリーズはここ10年の教育改革の動きを教育現場で改革(イノベーション)に取り組んできた人を毎年取り上げてきていて、すでに100人を越える人(グループを含む)の実践と提言を紹介しているが、今回の6「教育改革×コロナ共生時代」ではコロナ禍で大学と高校、中学、小学校がどのように対応してきたかを一部と二部に分けて伝えている。
一部は大学のオンライン教育と大学教育および組織改革の話。特に冒頭では駒澤大学の長谷部学長の広報戦略の話が、これまであまり語られてこなかった内部広報の話をしていて面白かった。大学の募集の広告ばかりが目立ち、本当の教育の中身が伝わってこないと思っている人は多いが、内部広報を重視して大学を作り一人一人が自分たちの教育を共通に理解し、発信していくことが大切であるという点、納得した。また二部の小中での一人一台PCが実現するGIGAスクール構想が、コロナで大型補正予算とともに急に決まったが、その実態と問題点を内田洋行の大久保社長が赤裸々に語っていて、予感はあったが、現場はしっかりとらえないとうまくいかないのではないかと思わされた。それを補完するように鹿児島県の取り組みが紹介されていて、とにかく動き出した日本のICT教育の実情を知ることができた。教育が政治や経済のいい鴨にされているのかもとも思った。
観念的になりがちな教育の話が実態に即したものとなっている。
これからの「教育」の話をしよう 4
2019/07/21 11:51
少子化時代における大学の学生獲得戦略<広報>について考えます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、少子化時代を迎え、学生の獲得に躍起になっている大学の広報戦略について語った書です。同書では、志願者数日本一でブランドイメージも躍進を遂げた近畿大学と紙媒体を廃止し、オールインターネット出願に踏み切って成功する東洋大学という先進的な二つの大学の広報・コミュニケーション戦略を担当者自らが語ったセミナー記録を収録しています。非常に興味深い内容ですので、多くの大学関係者の方々に読んでいただきたい一冊です。
これからの「教育」の話をしよう 3
2019/07/21 11:47
10年後の教育環境を考える教育会議の内容を書籍化したものです!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、学校広報ソーシャルメディア活用勉強会が開催した「共感からコラボレーションへの飛躍-10年後の教育環境をイメージして」をテーマにした第4回教育会議の内容を書籍化したものです。同会議に参加された10名のスピーチが収録されており、非常に興味深いものとなっています。例えば、「これからを生きる生徒が幸せに生きていくための<ライフ・コース・デザイン>授業を目指して>」や「デジタルネイティブ時代に向けた新しい学校広報―学校広報は<Engagement>の時代へ」、さらに、「<オンリーワン発見ゼミナール>実録発表~問題児を社会へ~」などはとても面白かったです。