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傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体
著者 著者:ジョナサン・ハイト , 著者:グレッグ・ルキアノフ
暴力を伴う講演妨害、教授を糾弾し罵倒……
キャンセルカルチャーやポリコレ問題の背景を知るための必読書。
全米ベストセラー、待望の邦訳!
〈内容より〉
「不快」を理由とする講演妨害が横行
言葉尻を捉えて教員を糾弾、辞職へ追い込む
大学教員の政治的多様性が低下。左に偏向
未熟で脆弱、不安・うつが多い「Z世代」
親はすべてを危険と捉え過保護に育ててきた
大学が極端な市場重視に。学生はお客様扱い
立場の異なる論者の講演に対し、破壊と暴力をともなう激しい妨害を行う学生たち。
教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求める激しいデモを展開。
さらには教授や学部長、学長までを軟禁し、暴言を浴びせる――。
アメリカの大学で吹き荒れるこれら異常事態の嵐は、Z世代の入学とともに始まった。
彼らはなぜ、そのような暴挙を振るうのか?
言論の自由・学問の自由を揺るがす現象の実態と背景、
さらには対策までを示して高く評価された全米ベストセラーがついに邦訳。
キャンセルカルチャー、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)問題を知るための必読書。
傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体
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傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体
2023/09/12 23:50
若者はどうしてこうも弱くなったのか?
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hyperion64 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカのz世代の傷つきやすさをくっきりと描き出している。
日本と異なる次元の過保護が生み出したヤングラディカルの社会運動は退行的なようだ。対抗文化のような反逆精神はそこには無い。かつての若者たち国のイメージは本書で覆されることだろう。
現職の大学教授ん二人がアメリカンライフの病巣を抉り出している。
しかし、次代を担うはずの米国の大学生たちがこんなありさまであるとするとアメリカの政治的な分断はもはや回復の余地がないように思えてならない。
傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体
2023/07/03 16:55
危険な時代のはじまり
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2017年2月のバークレー校での暴行事件、自分たちが「不愉快」と感じる講演に対してなら暴力行為が認められると左派の学生は感じ、右派の学生は左派から反発を招きそうな講演者を招請する、まさに悪循環、著者のいうとおり「危険な時代のはじまり」
傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体
2024/11/07 13:07
トランプ化するアメリカの若者
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでる途中でアメリカの大統領選挙が始まり、読み終わるころには選挙が終わり、あろうことかトランプが大統領に返り咲いてしまった。4年まえのトランプ支持派による連邦議会襲撃事件という例を挙げるかでもなく、アメリカの若者にはトランプ化が進行しているのでないかとも疑ってします、あまりにも自分ファーストな態度に。