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4件
「社交界の毒婦とよばれる私」シリーズ
ファルトン伯爵家の長女セレナは、異母妹マリンに無理やり悪女を演じさせられていた。言うとおりにしないと、マリンを溺愛している父にセレナは食事を抜かれてしまう。
今日の夜会でのマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
――はいはい、私がマリンのお望みどおり、頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちは私を悪者にしてさっさとイチャイチャしなさいよ……。
と思っていたら、リオに捕まれたセレナの手首がゴギッと鈍い音を出す。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
骨にヒビが入ってしまいリオに保護されたことをきっかけに、セレナの過酷だった境遇は優しく愛に満ちたものへと変わっていく。
社交界の毒婦とよばれる私2
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2024/05/19 18:06
妹こそが毒婦
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いなか者にはよくわかりません」のヒロインの兄の嫁取り物語。発売も時系列もこちらが先だけど、どちらを先に読んでも大丈夫。
父と継母と義妹に虐げられているセレナは、夜会で辺境伯の長男リオに怪我をさせられリオの叔父夫婦の伯爵家で暮らし始める。
セレナの家族はしっかりざまぁされるのですっきり。
直感と嗅覚がすぐれたリオや、見た目はかわいいメイドなのに狂犬のコニーが魅力的だった。
2025/04/29 05:52
たまにこういう純朴ヒーロー読みたくなるよね~
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母亡き跡、父と継母、異母妹に虐げられ、異母妹を引き立てるために悪女を演じていたため社交界の毒婦とまで呼ばれている伯爵令嬢。
嫁探しにやってきた辺境伯令息の興味を惹くため、いつものように異母妹に悪女演技をしたところを止められ、手首にヒビが入ってしまう。
慌てた辺境伯ヒーローに傷が治るまで世話をするとお持ち帰りされ、実家の状態を知って手を貸してくれた彼に惹かれる話。
読み友さんに後押しされて読んだけど、面白かった~。
腹黒ヤンデレ溺愛ヒーローがすごく持て囃される中で、こういう純朴ヒーロー読むとグッときますね。
まぁ自覚して両想いになって領地に連れ帰ったんだから、二巻目以降は溺愛ヒーローになるだろうけど、このすぐ真っ赤になったりする純朴さは残りそうで安心だわ。
漫画版の冒頭だけ試し読みしてみて、そちらの絵がとても綺麗だったので、こっちの方は立体感があんまりなくのっぺりして動きもなくて、それこそノベルゲの立ち絵みたいで残念。
しかし、さすがに社交界の毒婦の評判は実家の実情が暴かれても払拭できない気がするなぁ。
社交界の毒婦とよばれる私 素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます
2024/06/12 19:51
さらっと読める
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
継母と異母妹に虐げられる主人公のお話という、まあよくある設定である。
お話はわりと淡々と進むし、主人公が怖い目に遭いそうになってもしっかり守られるので安心。
心穏やかにさらっと読めます。
しかし、考えるのが苦手という頭が脳筋な次期領主ってどうなのとは思った。