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2件
学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話
著者 ちいさな美術館の学芸員
展覧会はどうやって作っているの?
学芸員って何をしているの?
アートは役に立たない?
おすすめの鑑賞方法は?
現役学芸員が語る、美術館の舞台裏と美術鑑賞の楽しみ方。
noteの人気連載、待望の書籍化!
著者おすすめの美術館も掲載。
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2024/08/01 22:22
謎の職業筆頭「学芸員」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学芸員の資格持ってるし、実習も行ったけれど、やっぱり謎多き職業ですよね、学芸員。
美術館の裏側、企画展、常設展示、お金事情などなど、興味深かった。あと、運送会社の美術部門の専門職のこともね。
学芸員はとても狭き門。そもそも募集がないからね。美術展にたずさわる仕事として、新聞社の文化部とか、全然知らなかった。なるほどって思った。だがしかし、学芸員より狭き門かも・・・って救いようがない(笑)
2024/08/30 03:26
おもしろかった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ちいさな美術館の学芸員」の名前でnoteに仕事コラムを投稿している作者が、学芸員がどんな仕事をしているのかを解説した本。
仕事の裏側本って知的好奇心が満たせて好きだわ。
私個人は特別博物館美術館などが好きで通うわけではないが、周囲に好きな人が多くて付き合いで展示を見に行くことはたまにある。
そういう時の「何見ていいかわからない」「自分にはアートがわからない」という気持ちが見抜かれている感じがして面白かった。
「無限の無駄のようにしか見えない美術体験」というのはすごい言葉だなぁ。
「わからないを楽しむ」とか「解説文があると答え合わせから鑑賞しがち」というのは納得だったな。
現代アートなんて特にアートなのこれ?ていうところからわからんし、文字があると読んじゃう人間なので解説があれば展示作品そっちのけで先に読むわ。
この人のメモをとったり公開レポートを書く、というところまで読んで、あぁこの人の美術館巡りは私にとっての読書なんだな、と思った。
私が読メに感想残すのそういう感じだわぁ、と全然違うところで共感してしまった。