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拒食症・過食症を対人関係療法で治す
著者 水島広子(著)
過食嘔吐はがまんしなくていい。
「すぐに」「完璧に」治そうとするから治らない。
日本では数少ない摂食障害(拒食症と過食症)の専門医が教える「新しい常識」。多くの誤解と偏見を正し、患者とその家族に治療のための正しい知識を提供する。
併せて、親や配偶者などの「身近な他者」との対人関係を改善することでうつ病や摂食障害の治療に効果をあげ、欧米では標準的な治療法である「対人関係治療法」を紹介。
「私はちゃんと元どおりになるのでしょうか」という質問をする患者さんに、私はよく「せっかく病気になったのに、元どおりになったら、病気になっただけ損です。元のやり方では辛かったから病気になったのですから、治るときにはもっと楽に生きられるようになっているようにしましょう」と言います。病気になったことには意味があります。まさに、対人関係を楽にするチャンスを与えられたのです。
(本文より)
拒食症・過食症を対人関係療法で治す
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拒食症・過食症を対人関係療法で治す
2016/01/28 14:39
過食症でした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mm - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年間も摂食障害(過食嘔吐)でした。たくさん関連本も読みましたが、水島さんの対人関係療法の本が一番しっくりときて、自分のこの症状のことを理解できた気がしました。
水島さんが対人関係療法の本を出されるまでは、認知行動療法とか親を問題にした考え方とかが多かったように思いますが、この本のおかげで本人も家族も事実を知り、すこし救われるのではないでしょうか。
御家族の方にもお勧めです。
私は今は症状は落ち着いて、ほとんど過食嘔吐していません。
ずいぶん生きやすく楽になりました。
2024/08/28 20:52
ホッとします
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
摂食障害になると、自分を責めたり、否定しがちです。しかし、この著者の言葉は、本当に、救われます。「元のやり方では辛かったから病気になったのですから、治るときにはもっと楽に生きられるようになっているようにしましょう」摂食障害の方、ご家族の方におすすめです
2023/11/12 17:00
障害
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
摂食障害とはどんな病気なのかとか、なんで発症するのかという初歩的なところから、丁寧に書かれていました。