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3件
右園死児報告
著者 真島文吉(著者)
明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。
右園死児報告
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2025/05/06 21:05
独特な話の展開に、ハラハラしました。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
オビに「『近畿地方のある場所について』背筋氏、絶賛」と書かれていたため、以前背筋さんの作品を読んでいたので(『近畿地方の〜』も読んで、レビュー書きました)、購読しました。
いかにもできた小説のように、独特の世界観が描かれています。あまりにも独特過ぎる話の展開に、今後はどうなっていくのかと、ハラハラしながら読み進められました。
2025/04/10 12:58
面白かった
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投稿者:枝豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SCP好きは本作を気にいる人が多いのではないだろうか。後半から予想してなかった展開になったが、個人的にはその点含めてとても面白く読ませていただいた。
2024/10/22 03:21
癖になる言葉
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投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「右園死児化」という言葉がしれっと書かれておりなんだよそれなどと思って読んでいたのですが
読後、日常生活の中、例えば洗濯機の中を掃除しながら「うわー、これは右園死児的な汚れだわ」とか、ちょっと食品にカビを見付けては「うーん、右園死児的案件」とか心の中で言うくらい病み付きになる言葉となりました。
報告書にしてはホラー感を煽る言い回しだなあと思うところや、淡々としているわけでもないよねと思う箇所がちらほらあるのですがその方が楽しく読めるので良い!と思いました。エンターテイメント的に楽しめる良い塩梅でした。
かっこいい登場人物も多かったし。とても楽しめる本でした。あと、所々お茶目(?)だし。首相が右園死児に改名して首相を失ったとか笑えました。読んで良かった。