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戦国大名・伊勢宗瑞
著者 著者:黒田 基樹
「北条早雲」の名で知られる後北条氏の初代・伊勢宗瑞は、「戦国大名の魁け」「下剋上の典型」「大器晩成の典型」などと呼ばれてきた。しかし近年、新史料の発見により京都や東海、関東における政治状況についての解明が進展し、その人物像は大きく書き換えられた。北条氏研究の第一人者が、最新の研究成果をもとに、新しい政治権力となる「戦国大名」がいかにして構築されたのかを明らかにしつつ、伊勢宗瑞の全体像を描く初の本格評伝。
戦国大名・伊勢宗瑞
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2020/05/15 20:52
北条早雲の実像
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の研究で素浪人ではなく室町幕府の奉公人だと分かった北条早雲こと伊勢宗瑞。その宗瑞がどうして京都から駿河に来たのかどう関東に進出したのかがよくわかる本
戦国大名・伊勢宗瑞
2020/04/04 21:57
北条早雲は浪人じゃなかった
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本史を教えている学校の先生というのは、毎年毎年同じことを教えていればいい気楽な商売だと思っていたらいつの間にか「伊勢新九郎は北条早雲なんて名乗ったことはないし、ましてや浪人の身から戦国大名にまでなった人なんかではなくて京都の格式の高い家の出で、姉は今川家に嫁いでいる」というのが定説になっているなんて知らなかった。日本史も日々内容が変化していくようだ。考えれば、それはそうだろう、関東には鎌倉公方や古河公方が存在し山内上杉家や扇谷上杉家が幅を利かし、遠江には今川家がいる。そんな場所で浪人が戦国大名になれるわけがないよな、後付けの意見ですが。