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冴えない王女の格差婚事情
著者 戸野由希(著者)
大国カザックの美しく聡明な王太子フェルドリックから小国ハイドランドに舞い込んだ突然の縁談。それは美貌の姉姫ではなく、政務に長けた地味な妹姫ソフィーナへの話だった。甘いプロポーズに喜ぶソフィーナだが、「着飾らせる必要もない都合がよい姫だ」と話す王太子と鉢合わせてしまう。幼い頃から密かに想いを寄せていた王太子の正体は、計算高く意地悪な猫かぶり! そうして最悪な始まりで迎えた政略結婚生活。だけど、王太子にもソフィーナへの隠された特別な想いがあって!?【登場人物】◆ソフィーナハイドランド王国第二王女。政務に通じている聡明な姫ながら地味な容姿がコンプレックス。◆フェルドリックカザック王国王太子。誰をも魅了する美青年だが、内面は辛辣。実はとある葛藤を抱えている。
冴えない王女の格差婚事情3
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2025/02/25 01:23
面白かった
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる「明らかなラブラブに全振りした恋愛もの」の話ではないにもかかわらず、根底に「物凄くラブラブな恋愛もの」が隠されている一冊でした。
結局は似た者同士の恋愛。
読んでいる側はなんでそう言っちゃうかなと焦れったくもありますが楽しく読みました。
2024/03/24 16:31
すごくよかった!!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ最近読んだ本の中では1番面白かった。これが商業デビュー作だとしたら、今後に期待しかないです。すごく好みのお話でした。
冴えない王女の格差婚事情 1
2024/04/03 09:59
結婚は添うてみなければわからないというけれど…
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラ・レーネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
政略結婚から始まるすれ違いロマンスという事だが、読んでみて感じたのはすれ違うどころか、かすりもしていない2人の関係だと思いました。とにかく、腹黒王子の態度が悪い。これでは何とか歩み寄ろうとしていたソフィーナの気持ちも萎えるというもの。2人の溝が埋まらないところに社交界の洗礼を受けるソフィーナの心労を思うとよく鬱にならなかったなぁ、という感じでした。ソフィーナの義母や義姉も感じが悪くて嫌な気持ちになりました。その中での救いは義兄のセルシウスの存在、まるで砂漠の中のオアシスでした。けどそこに巻き起こる国家間の争い、ソフィーナの暗殺未遂など波乱含みの中でソフィーナのとった行動はもう最終手段だと思いました。これから先ソフィーナはどうなるのか、フェルドリック王太子はどうするのか…個人的にはこの王太子、気に入らないのでこの機に別れて欲しいけど…多分無理…淡い希望を持って2巻にいきます。