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画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗
著者 著者:白蔵 盈太
江戸の大絵師、葛飾北斎は絵への探求心が人一倍。偏屈で一般常識なんぞ持ち合わせてはいない天才は、弟子の常次郎をいつも困らせている。猫を探せ、鼠を捕まえろなど、無理難題の毎日だ。しかし「絵が好き」という共通点があるからこそ、師匠はぶっきらぼうでも弟子の成長を見守り、弟子も怒りながらも尊敬の眼差しを送る。そんな愛あるおかしな日常を、軽妙な筆致で生き生きと描く。
画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗
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画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗
2023/07/02 11:13
平易な語り口
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井まかての「眩」を読んだあとこの作品を読んでみた。ほぼ同じ北斎父娘と弟子たちをテーマに描いているにも関わらず、読んだ印象は随分と違う。この作品の方は、ユーモアを含んだ平易な語り口が特色で、とても読みやすい。ただこれといったストーリー展開はなく、終わり方も唐突な気がした。