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7件
異世界居酒屋「のぶ」
居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都(アイテーリア)と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
異世界居酒屋「のぶ」七杯目
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異世界居酒屋「のぶ」 1杯目
2019/03/23 22:48
日本古来の「居酒屋」が何とも愛おしく、誇らしく思えて来る作品でした。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本古来の「居酒屋」が何とも愛おしく、誇らしく思えて来る作品でした。個人的には、素晴らしいと思いつつもそれが当たり前と思ってきた物事が、こうやって少し視点を変えて改めて記述・表現されると、その素晴らしさが際立ってくるから不思議である。いやむしろ新鮮をもって立ち現れて来るから不思議である。謎の「お稲荷様」を軸に摩訶不思議な異世界という想像空間で繰り広げられる物語は更に想像力を刺激してくる。既に4作目まで出ているのでまだまだ楽しめそう。
ヤマザキマリ「テルマエロマエ」の居酒屋版で、テルマエではローマ人が時々日本にやってくるが、本作品では中世のヨーロッパとおぼしき世界と異世界居酒屋「のぶ」が常時繋がってるところが異なる点か。
異世界居酒屋「のぶ」 1杯目
2022/07/22 11:57
異世界グルメの老舗
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2014年なろうコン大賞受賞作で、異世界グルメものの老舗。お稲荷さまのお力で空想世界の片隅に繋がる居酒屋を開店した大将としのぶ。素材を活かし真心込めた料理は異世界でも受け入れられた模様。ただ現代日本から調達した高品質の食材・酒類および冷蔵手段が繁盛の主要因のようにも感じるが・・。またトリアエズナマもピルスナーだろうからエールとは違うぞと思ったら、これは伏線だった。様々な人間模様が錯綜し、事件ゴタゴタに巻き込まれたものの無事に決着し大団円。物語は続くようなので、続編も読んでみようと思います。
異世界居酒屋「のぶ」 3杯目
2022/01/29 10:41
異世界に繋がる日本古来の「居酒屋」と、そこに集まる人々の人情味たっぷりの小話が魅力。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
異世界に繋がる日本古来の「居酒屋」と、そこに集まる人々の人情味たっぷりの小話が魅力。個人的には、素晴らしいと思いつつもそれが当たり前と思ってきた物事が、こうやって少し視点を変えて改めて記述・表現されると、その素晴らしさが際立ってくるから不思議である。いやむしろ新鮮さをもって立ち現れて来るから不思議である。私の余り好きでない食べ物も何とも垂涎の美食に思えてくるから不思議。手軽に美味しく楽しめる作品として貴重品、イヤ、珍味。