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異世界居酒屋「のぶ」
居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都(アイテーリア)と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
異世界居酒屋「のぶ」
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2019/03/23 22:48
日本古来の「居酒屋」が何とも愛おしく、誇らしく思えて来る作品でした。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本古来の「居酒屋」が何とも愛おしく、誇らしく思えて来る作品でした。個人的には、素晴らしいと思いつつもそれが当たり前と思ってきた物事が、こうやって少し視点を変えて改めて記述・表現されると、その素晴らしさが際立ってくるから不思議である。いやむしろ新鮮をもって立ち現れて来るから不思議である。謎の「お稲荷様」を軸に摩訶不思議な異世界という想像空間で繰り広げられる物語は更に想像力を刺激してくる。既に4作目まで出ているのでまだまだ楽しめそう。
ヤマザキマリ「テルマエロマエ」の居酒屋版で、テルマエではローマ人が時々日本にやってくるが、本作品では中世のヨーロッパとおぼしき世界と異世界居酒屋「のぶ」が常時繋がってるところが異なる点か。
2022/07/22 11:57
異世界グルメの老舗
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2014年なろうコン大賞受賞作で、異世界グルメものの老舗。お稲荷さまのお力で空想世界の片隅に繋がる居酒屋を開店した大将としのぶ。素材を活かし真心込めた料理は異世界でも受け入れられた模様。ただ現代日本から調達した高品質の食材・酒類および冷蔵手段が繁盛の主要因のようにも感じるが・・。またトリアエズナマもピルスナーだろうからエールとは違うぞと思ったら、これは伏線だった。様々な人間模様が錯綜し、事件ゴタゴタに巻き込まれたものの無事に決着し大団円。物語は続くようなので、続編も読んでみようと思います。
2022/01/29 10:41
異世界に繋がる日本古来の「居酒屋」と、そこに集まる人々の人情味たっぷりの小話が魅力。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
異世界に繋がる日本古来の「居酒屋」と、そこに集まる人々の人情味たっぷりの小話が魅力。個人的には、素晴らしいと思いつつもそれが当たり前と思ってきた物事が、こうやって少し視点を変えて改めて記述・表現されると、その素晴らしさが際立ってくるから不思議である。いやむしろ新鮮さをもって立ち現れて来るから不思議である。私の余り好きでない食べ物も何とも垂涎の美食に思えてくるから不思議。手軽に美味しく楽しめる作品として貴重品、イヤ、珍味。
2021/11/17 21:30
様々な料理の描写に添えられる人情味たっぷりの小話が魅力。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な料理の描写に添えられる人情味たっぷりの小話が魅力。異世界という設定から自由奔放に繰り出される魅力的登場人物も面白みに加えて、何しろ料理の描写が上手すぎる、イヤ、美味すぎる。私の余り好きでない食べ物も何とも垂涎の美食に思えてくるから不思議。手軽の美味しく楽しめる作品として貴重品、イヤ、珍味。
2016/12/15 11:38
お腹が…
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投稿者:なみへい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊目から引き続き、
読み進めて行くとほっこり感はモチロンですが…
もう、お腹グーグーですね…普段口にしている食べ物を再認識のお腹グーグー異世界ファンタジー作品です!
小腹が空いている時は注意です!
2018/07/17 15:28
京都の寂れた通りに店を構えた居酒屋「のぶ」は、正面入口がなぜか異世界へと繋がってしまっていた
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投稿者:Hdylw? - この投稿者のレビュー一覧を見る
購入後に知りましたが、コミカライズされていたり、アニメ化もされているシリーズ作品のよう。
中世ヨーロッパ風の運河に囲まれた古都アイテーリアに暮らす人々が、日本の居酒屋に初めて足を踏み入れる、というお話から始まります。
今まで飲んでいたラガーとは比べ物にならないくらい、キンキンに冷えた生ビールに感動したり、からあげとビールの相性の良さに驚きを隠せなかったり・・・
外国人の方が初めて日本の居酒屋に行ったらこんな感じになるのでしょうか。
普段、当たり前に食べている料理が、とっても美味しそうに描かれているので、空腹時に読むと危険です・・・
(私は夕ご飯前に読み始めて後悔しました)
ただ、短編集のような形になっているのですが、途中で飽きてしまったので、残念ながら読み進めることは無さそうです。
2017/04/23 23:40
異世界で営業中
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはあれですね。「テルマエ・ロマエ」で古代ローマ人が日本の風呂や温泉に驚愕、感激していくときと同じ面白さ。異世界の住人が現代日本のビールと居酒屋料理に驚いて喜んで惚れこんでしまうという。風呂も料理も文化です。そして料理の美味しさを支えている食材の豊富さと新鮮さと量は技術の進歩の恩恵ですね。