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信長のシェフ
現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!? 戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!コラム&レシピ「戦国めし」も必見!
信長のシェフ 37巻
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信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)
2017/05/13 00:11
何がいいって、料理がむっちゃおいしそうだから!!!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
これですね、いいですよーーー。
漫画の表現手法をとてもうまく使っています。
だって、信長に雇われたケンの料理が本当においしそうなんですから。
戦国時代と現代の料理との融合です。まず、この発想に脱帽です。
シェフの厨房着に身を包んだケンが、仲間と二人で逃げています。
剣を持った者に取り囲まれ、逃げ道を塞がれ、仲間は矢の
餌食となります。ケンはとっさに川に飛び込み難を逃れます。
追手があきらめ、ケンが川から上がると、鍛冶の夏との出会います。
かくまってくれたのです。そして夏の家に連れられていき、
何か食わせてやるよと夏が食事の準備をしようとすると、
ケンの体が勝手に動きます。
> 俺がやります
ウナギを開き、串を打ち、かまどの炭火で焼きあげます。
> 味噌・塩・酢・・・醤油がない
ケンの目に映る調味料。
醤油が使われたのは1,580年前後と、妙に詳しい記憶が
ケンの頭に去来します。とっさにメニューを変更し、ウナギの
ネギ塩焼き、干し大根の味噌和えのせになりました。
串うちされたウナギの下で炭火がぱちぱちとはじけ、
遠火でウナギを白焼きにあぶり、その火が身の奥まで届くのを
見届けるケンの横顔は、炭火に照らされています。
当時、ウナギは筒切りで串に刺して遠火で焼く時代。
ケンの料理は、五歩も十歩も先を行くものだったのです。
しかしケンにはたった一つのハンディがありました。
自分が何者か分からないのです。
どこから来て、どこで何をすればいいか、皆目見当が
つかないのです。
料理に関する知識はあるようです。
歴史に関する知識もあります。
そして料理をこころから喜んでくれる夏さんがいる。
夏と一緒に住み、京都の醍醐で鴨焼きまんじゅうと
名付けた鴨のライスバーガーを売るようになると、
評判が評判を呼び、いきなり信長が目の前に現れます。
岐阜城に呼びつけられると料理頭に任命。
これまでの料理頭との対決をさせられ、フレンチ料理で
見事勝利するところから徐々に頭角を現し始めます。
そして運命の歯車が回り始める、そんなお話です。
すでに八巻まで読みましたが、本当、読み応えがあります。
史実をうまく入れ込んでいることと、絵に力があること、
料理がとにかくおいしそうなところが魅力的です。
これはお薦めです。
2024/07/03 14:21
完結
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
思えば結構長く続いたこのマンガもついに完結しました。最後どうなるんだろうと思っていましたが、信長が生きていて、その先の未来を生きていくという終わりで、良かったと思いました。結局未来が変えられないというのも、現代に戻るというのも嫌だったので。
2017/10/01 16:37
明智のオッサンがやばい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:anp - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来人に詐欺られようとしてる。
気をしっかり持て、明智光秀!
ケンもノブノブも自分の周囲に気を配るんだ。