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15件
定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~
著者 吉本浩二(著)
「おこづかい、もっとちょうだい!」--ドキュメント漫画家・吉本浩二が叫ぶ。45歳、月額2万千円。1万円は大好物の「おかし」に使いたい。子供にオモチャをねだられたら、おしまいだ。そして、悩ましくも楽しい「おこづかい」との攻防戦が始まった。全国の「おこづかい生活」を営むすべての「定額制夫(ていがくせいおっと)」に贈る吉本浩二流「おこづかい漫画」。
定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~(8)
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定額制夫のこづかい万歳 6 月額2万千円の金欠ライフ (モーニング)
2023/08/29 12:44
ますます個性的な面々の登場で大盛り上がりの一巻でした。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去作で一番インパクトがあったのは「ステーション・バー 村田氏」なのだが、本巻もインパクトの大きい佳篇が揃った充実の一巻で、堪能しました。(第38話の「ジェネリック赤羽」(=南浦和)や第39話の「ホームグリコ」もよかったのですが、評者のイチ推しは第40話です。)しかし、第43話は明らかな含む規律違反で、コンプライアンス上の問題大かと(笑)。
なお、本巻でいちばん考えさせられたのは第42話。「そんな僕にとって会社は・・・ 自分の席があり・・・ 自分の仕事があり・・・ 仕事を通じて同僚と仲良くなれて・・・ はじめて自分がずっといていい居場所になったんです・・・!!」(128~9頁)のシークエンスは、日本社会における会社(企業組織)の歴史的な魔物性を見事に摘出している。社畜に洗脳するにはカラッポのまま学校を出てもらって、組織原理が脳内を浸潤し支配するという心理的メカニズムを、これほど見事に描いた場面を評者は知らない。過去への反省や海外諸国との比較の観点という点で、いろいろなところで引用できそうなこの二頁である。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年1月7日】定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~(2)
2025/04/21 22:18
こづかいは自由
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ステーションバーの男! おもしろすぎる。居酒屋ごっことか、お金かけずにできることとか、工夫して皆さん楽しんでて、やってみたくなるなあ。限られた中で楽しむっていうことの自由を感じます。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2023年9月5日】定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~(1)
2023/11/30 13:20
やりくりは楽し
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなひとのやりくりを見ていると、楽しみのために節約するのってすごく楽しいだろうなと思う。食べるぞって時は食べて普段粗食にしたほうがその時の喜び激増する感じで。普段も賢く自分のできることを試行錯誤してたりして参考になるし、これが楽しみでねーってときの顔がいい。