電子書籍
BECK 完結新着
著者 ハロルド作石(著)
誰にでもいつか“目覚め”の刻が来る……!!! 果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。それは、いつまでも変わらないはずだった──。あいつに出会うまでは……!!
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年5月16日】BECK(1)
閲覧期限:2024/05/16 23:59
BECK(1)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2007/08/31 20:52
胸騒ぎの口もと
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る
「もう14歳にして先は見えてしまった」という主人公、出席番号14番田中幸雄くん。彼が、ある男と出会い、歌を口ずさみ、ギターを手にして…。バンド結成、プロデビュー、挫折、ロックフェスでの集客合戦、地方のライブハウス回り、そして謎のギター存在。恋模様もあり。そして世界へ彼は。何年か前深夜アニメ化もされ。ビートクルセイダーズの歌う主題歌も好評を博した、あの「ゴリラーマン」のハロルド作石先生の月刊少年マガジン連載中の人気作品である。
ロックバンドを扱うマンガも、やっと一つのフォーマットを確立したと言えるだろう。これまで。恐らくは40年近く。ロックを正面から取り扱おうと、数々の力量あるマンガ家たちが試みてきた。リアルタイムで、「バンドをやってる友達」から薦められ、立ち読みしてはまったのが、「気分はグルービー」(佐藤正之先生:80年代中盤「週刊少年チャンピオン」)、それと前後して、「ラグタイムブルース」(石渡治先生:「週刊少年サンデー増刊)。ともに、バンドのメンバー同士の人間模様、そして「好きなことをやる:アマチュア」OR「生活をかける:プロ」という能力あるミュージシャンなら、少なくとも頭の片隅にはある問題に、しっかり向き合った名作だった。しかし。あたり前の話だが、マンガでは音は伝えられない。それぞれのマンガが全力を込めて挑んだのが演奏シーンであったのは想像に難くない。
「ダッシュ勝平」で人気作家の地位を確立した六田登先生も「その名もあがろう」(週刊少年サンデー)という作品でロックのマンガ化に、そのころ、真剣に取り組んでいた。登場する歌詞も今思うと、ブルーハーツの先駆けともいえる、よく練られた、エネルギッシュなものであった。そしてクライマックスのステージで主人公「あがろう」がふわふわと浮き上がっていくコマは今も思い出せる。無論「TOY」(上條淳士先生:週刊少年サンデー)も無視できないが…。いい意味であれはロックとは言いづらい。
しかし。実はここまで挙げた名作の中で。「マカロニほうれん荘」(鴨川つばめ先生:70年代後半「週刊少年チャンピオン」)以上にロックの「音」を感じさせるものはなかったといっていい。相当マイナーな海外の実在ミュージシャンが登場したり。クマ先生(50歳代の英語教師)が「机をステージに」、一月に一回は「狂熱のライブ」を繰り広げる、コマから聞こえてくる、あの「音」は空前絶後だった。
しかし、実際のロックどころか「パンク」もお亡くなりになってから久しい。
本作品において、ハロルド作石先生は、なかなか主人公幸雄に歌わせない。彼の最初の歌声は第1巻の終わり近く。というより最後から2番目のページ。それも後姿。月刊誌連載ということを考慮に入れるとものすごいタメだ。そして学園生活。地味なギター練習の日々。ギターそのものを守るための戦いなど、そして「ロマンス」を描きつつ。
読み違えてなければ、第5巻の中盤、ボーカルマイクのコマをめくった、次の見開きで初めて観客は彼の「歌声」を聞くことができる。過剰な記号化をへたそれまでのマンガの「口」ではない。そこに描かれているのは身体全体の筋肉としっかり繋がった「口もと」→「口」→「ページいっぱいの闇といくつかの灯」である。
無論、80年代以降の「ロッキングオン」をはじめとする、音楽雑誌のビジュアル化、ライブアーティスト写真の質の向上を無視はできない。しかし。マンガとしてこのコマを達成するために費やされた、ハロルド作石先生と先人たちの努力は物凄いものだったはずだ。
この勢いで是非「ゴリラーマン」の完全文庫化を。サウナで読みたいマンガNO.1です。「たとりつけば、いつも」
2002/06/05 17:10
鳥肌もの
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こんばやし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は,全米ソロデビューを断った主人公コユキがBECK再結成を踏み切る…と言う内容。
この作者は見せ方がうまい。
映画的というか,セリフに頼らず,絵でその主人公等の心情を描いている。
サクと別れる時の雪の降るシーン・コユキがメンバーと再会するシーンなど,読んでいて思わず鳥肌が立ってしまった。
ちなみにこの作者は私の高校のOBだったりする。すごいOBがいたもんだ。
電子書籍BECK(1)
2020/07/19 06:46
運命的な出会い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬を助けたことから夢がかなう、現代版の浦島太郎と言えるかもしれません。「いてもいなくてもいい」存在の幸雄が、初めて見つけた居場所が素敵です。
電子書籍BECK(1)
2020/04/21 20:54
最高の一作
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やな - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻を試しに読んでみたところ引き込まれて、
全巻セット買い。
夜を徹して読み込んでしまった。
ブルージャイアントほど、音楽が漫画の外には出てこないが
爽快感のある一作。
電子書籍BECK(10)
2016/05/18 10:53
応援したくなる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
劣悪な条件の中、負けるとわかっていてもがんばるコユキ!外見はチビで弱そうな子供だけど、君こそ本当の勇気を持つ若者だ!だから真帆も泉ちゃんも、そんな君の本当の姿に気が付いて、君に惹かれたんだろう。しかし、美少女が何のとりえもない主人公に惹かれるのは、少年漫画の王道で、これはちょっと合点がいかない気もしますが。
電子書籍BECK(5)
2021/02/12 09:36
コユキのボーカル
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライブ後、コユキとサクは正式にBECKのメンバーに。コユキのボーカルがいろいろな人に認められてチャンス到来か!?
コユキがなんだかモテモテの感じ。恋も音楽もどうなるの?
電子書籍BECK(4)
2021/02/12 09:28
サク
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
クラスでいじめに合うコユキですが、転校生のサクと友達になります。BECKではドラムが抜けたため、サクを起用。コユキと共にサポメンとしてライブに出ることに。まだ始めて1年ちょっとでライブハウス! 中学生なのに凄い!
電子書籍BECK(3)
2021/02/11 10:50
ギター
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
せっかく直ったギターを悪意から叩き壊されてしまったコユキ。酷すぎる…。竜介のバンドが始動するがコユキはどうなるの? バンドマンになれるのかな。
電子書籍BECK(30)
2019/12/02 22:06
crazy
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
マットは相変わらずぶっとんでる。でもコユキたちはそのマットの恩恵を受けてフェスに間に合ったわけだけど。
電子書籍BECK(29)
2019/11/21 22:11
フェス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏ではいろんな思惑がうごめいている。追い込まれるコユキにはサクが。ほんといい奴だよ。そんな中で一つの問題解決。真帆にやっと会えた!
電子書籍BECK(28)
2019/11/21 22:01
転
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
レオン・サイクスが執拗にからんでくる。千葉くんとの仲、バンド、作詞など様々なことでおいこまれているコユキ。次回は好転?
電子書籍BECK(27)
2019/11/21 21:53
またも
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
エディ・リーやレオン・サイクスとの出会いが関わっているとはいえ、BECKのまわりはいつも大物がからんでくるなぁ。
電子書籍BECK(26)
2019/11/21 21:43
まだまだ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
バンドもまだもがきの最中だな。コユキと真帆もお互いの気持ちは同じなのにアバウトな約束ですれ違ってしまう。モヤモヤ・・・。
電子書籍BECK(25)
2019/10/18 00:39
まだまだ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルーム13との関係も変化し、少しずつ好転の兆しが。千葉の挑戦はあと一歩実らず。それぞれの思いを抱えながらもバンドは進んでいく。
電子書籍BECK(24)
2019/10/18 00:32
まだ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
蘭達に揺さぶられるBECK。落ち着いて考えればおかしい話なんだけど。コユキとサクは絶対の信頼がある。それがまだ救いか。