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逃げるは恥だが役に立つ
著者 海野つなみ(著)
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いたふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚――契約結婚だった! ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……! オトナの諸問題に挑む海野つなみの新境地!
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逃げるは恥だが役に立つ(11)
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2017/03/13 09:47
マンガ読まない人でも読めるマンガでした
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:na - この投稿者のレビュー一覧を見る
このマンガは現代の問題を取り上げてるところもあって、それは普段マンガ読まない人でも楽しめるものかなと思いました。また番外編みたいな形で単発でも描けそうな話だと思うので、そういうのが出たらまた読みたいと思いました。
逃げるは恥だが役に立つ 第10巻 (KC Kiss)
2019/08/30 21:02
男女がともに、仕事も生活も両立させて働き続けるために、どう職場・家庭を築いていくのか。そんな建設的な問題提起満載だ。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
逃げ恥が再開。みくりと平匡の偽装結婚から法的な結婚までのストーリーをメインテーマにしたファーストシーズンでは、専業主婦の価値について考えさせるものだった。それにみくりの伯母・百合の年下の男性との恋愛も絡んで・・・という「我が国」の常識に一石を投じる問題提起が話題になり、学者や運動家も巻き込んで話題となった。
連載再開・セカンドシーズンでは、みくりは正社員となり、平匡と共働きをしている設定で始まる。そしてみくりの妊娠。
共働き、妊娠という設定で、「我が国」の性別役割分担の問題点をまたまたあぶりだそうという試みらしい。
そして、前作以上に、結構 「HOW TO」もしっかりしている。職場で、妊娠を知らせるタイミングや産休・育休の取り方など、初めて妊娠した人が読むと、ある程度解説本になっている。例えば、つわりがひどいみくりは時短勤務があるかと人事に問う。「自動的に取れないが、医師の診断によっては取れる」との回答に「しかし、時短勤務になると、産休前の6ヶ月の給与から算出される育児休業給付が減ってしまう・・・」と悩むシーンがある。母性保護の健康管理措置について、政府筋のリーフレットでも、ここまで解説したものはほぼないのではないか。
つわりがひどくて、みくりは有給を取る。家事の一切も平匡がすることなり、おちこむみくり。「他人に迷惑をかけずに生きていくなんてできないんだな」と悟る場面は、秀逸。これこそまさに妊婦や子育てをしながら働く女性へのエールであるからだ。多くの人がマタハラにあい、自身も迷惑がかけられないと職場を去っている実態があるからだ。
そして、安産祈願で平匡の両親が田舎から出てくる。平匡の父親は「家族が増えることはおまえの責任が増えることだ」「男のおまえが家族を養っていく」自覚を持てと説諭する。これも「我が国」の常識だ。しかし、平匡は「夫婦の責任だ」と一人で背負わない。平匡とみくりは性別役割分担とい呪縛から解かれている。
コミックだから、こんな説教臭い場面も読ませる。
しかも、職場の人間関係や仕事の進め方をめぐって、ハラスメント問題も書き込まれている。
男女がともに、仕事も生活も両立させて働き続けるために、どう職場・家庭を築いていくのか。そんな建設的な問題提起満載だ。
こんなことを書いていると説教臭い漫画と思われそうだが、「我が国」の今の切り取り方が秀逸だし、それぞれのキャラクターが立っているので、ぐいぐい引き込まれる。
新たに平匡に恋する同僚や、恋人と別れた百合の前にかつて百合が好きだったという同性の同級生の登場と、今後の展開が楽しみ。
2016/10/29 23:45
百合ちゃんの結論は?
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
8巻は風見さんのターン。そして百合ちゃんの七転八倒。風見さんがイケメンのわりに、結構不器用でツボでした。百合ちゃん口説くのに、あのセリフはないよ・・・いくら大人の女性相手でも。そして、あきらめが早すぎるよ。もうちょっと押そうよ! 百合ちゃんの反応はまあ、現実なら当然だとは思うけど、読者は漫画に夢を求めているので、百合ちゃんがんばれ!超がんばれ!!