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128件
ヴィンランド・サガ
著者 幸村誠(著)
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!
ヴィンランド・サガ(28)
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2025/01/02 08:48
ジャレッド・ダイヤモンドの著作を思わせる
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャレッド・ダイヤモンドの著作「銃・病原菌・鉄」を思い起こさせるような、歴史学的な記述が目立つ巻である。それはそれで随分と参考になり勉強にもなるのだが、生き生きとしていた最初の方の巻と比較すると、エンタメとしての魅力は随分乏しくなったなあと感じる。ぼつぼつ終結させるほうがいいのではないかと感じる。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年8月25日】ヴィンランド・サガ(3)
2024/08/30 17:03
神の名において
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
アシュラッドおじさんはトールズがあまりに強く素晴らしく本当は死なせたくなかったから息子を連れて行ってるのかな。真の仇は依頼した人とかトルファンを人質にした人な気もするけど…。でも戦いにはキリがないし、仇うちも…ずっと殺し合ってたら穏やかで平和な暮らしはない。勝ちたいのも許せないのも分かるけど…、つまりやっぱりトールズかっこよってことかな。誰も敵ではない、殺したくも殺されたくもない。幸せないたずら小僧だったトルファンはこんな血まみれになっちゃったけど、お父さんが夢見たヴィンランドにいつかたどり着けるのかな。おまけ的なお姉ちゃんのお話がとってもよかった。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年8月25日】ヴィンランド・サガ(2)
2024/08/30 16:48
夢みた地
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
お父さんがあまりにかっこよくて…でも10年後を先に見ているから、どうしても息子人質にされて死んじゃうんだよなと思って途中でやるせない気持ちになった。みんな戦いたがるけど、本当に強いものは戦わないんだっていう言葉の重さ。誰よりも強く、戦いの果てを見てきた者の言葉だと思う。みんなで生きることを考えなきゃ仕方ないのに、なぜ人は戦いたがるのか。勝ちたい、抜きん出たいって気持ちも本能なのか。