サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 13件

虫と歌 市川春子作品集

著者 市川春子 (著)

自分の指から生まれた妹への感情を綴る『星の恋人』。肩を壊した高校球児と成長を続ける“ヒナ”との交流が胸を打つ『日下兄妹』。飛行機事故で遭難した2人の交流を描く『ヴァイオライト』。そして、衝撃の四季大賞受賞作『虫と歌』。深くてフシギ、珠玉の4編を収録。

虫と歌 市川春子作品集(1)

税込 792 7pt

虫と歌 市川春子作品集(1)

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 71.2MB
Android EPUB 71.2MB
Win EPUB 71.2MB
Mac EPUB 71.2MB

続刊の予約購入を申し込む

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できます。

続刊予約とは続刊予約とは

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー13件

みんなの評価4.6

評価内訳

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

2011/03/10 00:39

乾いた湿り気

14人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:muneyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る

俺が線が細い絵、あんまり好きじゃないのはそこに熱烈な思いの反映を感じられないからです。無論、漫画なんて所詮暇潰しだし、そんな疲れるの読みたくない、ってのも分りますが、せっかく時間使うならちょっと疲れるくらいのを読みたいのが俺。

しかし、書き込みが少ない、線が少ないから、思いが希薄であるというのは早計。
「デフォルメ」は世界を無理矢理シンプルに捕え直し、三次元の模倣では無い、二次元が二次元である事の優位性を探さなくてはならない、逆に知能と感性をフル回転させる作業なのです。

古くはトキワ荘、彼らが生み出した「漫画表現」を流用しつつ、8頭身のキャラが画面を走り回るのが現代の主流漫画表現でしょうか。
頭身は(理想的な)リアルに近いキャラクター達がこぼれ落ちそうな眼や一本線の鼻を装備してるのも変と言えば変。今こそ、ディズニー的、手塚的なデフォルメに立ち返ることで、漫画が漫画たろうとしてもよいんではなかろうか。俺が好きなウエダハジメ、西島大介はそうして立ち返りつつももっと可能性があるんじゃない?とゆるーく挑戦してる感じ。

前置きが長文化しました。
この『虫と歌』って漫画で初めて市川春子さんって人の漫画読みましたが、これはすごい。
頭身はすらっと少女漫画の理想形の如きですが、線のシンプルさが一筆書きかよ、って位簡素。簡素な線は作者の熱を排除して、共感・同情で泣かせることを拒絶し、読者の心にダイレクトにストーリーをぶつけることに成功しています。

内容。
四編の短編からなる本ですが、一貫してテーマは『人外が人を模倣する悲喜劇』。
そもそも模倣という行為はその対象以上には成り得ないという主観的悲劇・客観的喜劇を併せ持つものです。
昔からヒト以外のものがヒトになろうとする物語は世界中の人に愛されるテーマでした。
人魚姫しかり、雪女しかり。
なぜ愛されるか、それは分り易いからだ、と思います。
劇中人物と自分を重ね合わせた時、明らかに自分とは違う点がある。
劇中人物の独力でその違いを越えられない為に、自分の想定する結果とその行為にギャップが生まれ、笑いや涙が生まれるのです。ビートたけしも言ってましたよ、「笑いの源は差別」って。
『人外』にはその明確な自分との差異がある。

この短編集に登場する四人、いや人じゃないんですが、人と数えたい四組は皆自分が人ではない事を自覚しながらも、人を否定せず、人にそっと寄り添う。
テーマはすごく日本的というか、湿度の高い「泣ける」系なんですが、この春子さんの線と描き方はかなり乾いています。人物の心情を解剖学的に、下品に深く切り込んだりせず、あったことだけをサラッと描きだす。だから、喋る事・する事そのものが思想になり、読者の心にスッと沁み込む。読後感も非常に爽やかです。

俺の好きな話は『日下兄妹』。
言ってしまえば、うる星やつらから連綿と続く押しかけヒロインものなんですが、当初は単なる「違和感」が「妹」に成長していく物語。主人公はクーデレ。
「育てる」ってのはきっと誰にでも楽しいもので、その間の苦労を苦労と感じる割合によってその楽しさに個人差が出るものなんだと思いますが、知り、分ろうとし、分り合おうとした時、既に育ち切ってしまっているのが育成の常。
故に別れ。
何で顔も無い「ヒナ」がこんなに可愛く見えるんだろうか。

あちこちに散りばめてある「ギャップ笑い」もドロッとさせないことに一役買ってます。
「ああん やめて ごろうさん こんなところじゃおとうさまに」
「こっちにしなさい」
のやりとりなんか暖かさと同時にニヤリがもうね。
変な漫画じゃないよ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

2016/12/08 22:41

生きることはさびしいから少しのあいだ一緒に歩きましょう

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る

生きることはさびしいから少しのあいだ一緒に歩きましょう、そんな印象を受ける作品でした。
短編集。どれも、人と、人じゃないひととの、交わりの物語です。その交わりはとても深く、愛と呼びたくなるようなものですが、その裏には、人の側の(というよりもはや、作者の、と言いたくなってしまうのですが)、自分は他の人とは交われないという強い思いがあるのではないかという気もします。
だからそこから踏み出す「日下兄妹」が、この作品集の中で(わたしの見聞きしたかぎり、ですが)一番人気なのかもしれません。でも、出発点についていえば、これらの短編がどこまでも、さびしさから出発しているということ、それは記しておきたいと思います。きっとそのほうがこの本が必要な人に届くと思うのです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

2017/05/21 01:02

鋭い感性、個性的な絵柄。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

長編『宝石の国』を読んだあと、あらためて読みかえすと、なぜ普通の家族の話じゃだめなのか、なぜSF的設定が必要なのかが、わかる気がした。傷つき方がみんなと違う。血は流れないし痛覚も鈍い。だけど人を求める、そんな物語だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

実施中のおすすめキャンペーン

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。