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家栽の人 完結
▼第１話／ポトス▼第２話／カラジューム▼第３話／ポインセチア▼第４話／ユズ▼第５話／コブシ▼第６話／タンポポ▼第７話／桜桃▼第８話／マルハチ▼第９話／サボテン▼第10話／ザクロ ●登場人物／桑田義雄（緑山家庭裁判所判事） ●あらすじ／父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる（第１話）。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……（第３話）。
家栽の人 1
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電子書籍【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2021年10月12日】家栽の人 1
2021/10/18 16:40
こういう人が身近にいてほしい
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投稿者：クロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家裁なので仕事のシーンはやや重いですが、主人公の穏やかさと人への思いやり、そして草木に向ける優しい目線でかなりゆったりした気分で読めました。草花豆知識も役に立ちそうです。
マスターキートンが好きな人はハマるんじゃないかと思います。
電子書籍家栽の人 15
2021/05/03 15:12
長いと思ったシリーズもとうとう完結してしまった。やはり名作です。
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投稿者：タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
13巻目から始まった学内の体罰事件は、この最終巻まで続く長編の物語となった。原告であった少年が裁判中に傷害事件を起こしたり、途中から不穏な動きをする弁護士が登場したりしたが、桑田判事の軸は揺れることなく。裁判は行きつくところに行きついたけれど、原告も被告もその結果から再生の道を見つけるにはまた時間がかかる。そこまでを丁寧に描き切った本シリーズは、まぎれもなく名作。特に、13巻～15巻は、さらにじっくり再再読したい。
電子書籍家栽の人 12
2021/04/24 15:31
シリーズの中でいちばん好きな一冊かも
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投稿者：タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
11作目につづき、12作目も長編のストーリー(case２～6：カサブランカ)で編まれていて、そのエンディングが感動的。そしてこの物語を最後に桑田判事は、春河裁判所を転勤で去る。その後日談のcase7：サルビア、case9：山川草木で、残された職員たちは桑田判事の大きさを改めてかみしめる。加えて、この2話に挟まれた、case8：ツワブキは、桑田判事が休暇かなにかである離島を訪れる話。桑田判事の息子が活躍する。ちょっと雰囲気が違うこの話もいい。『家栽の人』の中でも、この12巻は、かなり好き。
電子書籍家栽の人 3
2020/08/08 20:56
植物に深くかかわる判事という設定が生きています。
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投稿者：タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物を深く愛でるにあたって、その知識も豊富な桑田判事。家裁の仕事もそれに通じるような感じがあって、本作も面白かった。若き司法修習生の頃のエピソードがはじめて登場。
電子書籍家栽の人 1
2020/07/25 16:30
TVドラマ化されたのを機に再読。
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投稿者：タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
思いがけずTVドラマ化されたのを観て再読したくなる。植物が好きで生育にも詳しい桑田判事が懐かしい。家庭裁判所の仕事を漫画を楽しみつつ知れる面白さもあったけど、赴任した街の街路樹や民家の庭の樹を地図に落としつつ街歩きする姿に惹かれて、まねしたことを思い出す。地域に根差した家裁の判事は、街に根づいた植物を通して、界隈の人々の問題を知る物語でもある。
2017/08/06 12:52
厳しい人
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投稿者：ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも穏やかな桑田判事。出世に興味がない。昼休みに周りの木々をみながらのんびり過ごしている。でも実はすっごく厳しい人だと思う。ヒメリンゴの回で、遺産相続人の一人に対して「あなたは何かを、間違えている」とはっきり言ったところが、すごく印象に残っている。
2017/08/03 13:13
影響
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投稿者：ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私自身もまた、調査官の山本さんや刑事の細川さんのように桑田判事から大きな影響を受けた人間の一人です。今日、久しぶりに読み返しましたが、時を経て社会的な体験を重ねるにつれ味わいが増す名作だと思います。
2017/08/03 12:23
理想の大人
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投稿者：ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
親がファンだった影響で、十代のころこの作品と出会いました。極端に穏やかで、同僚から変人扱いされる桑田判事の姿は強く印象に残っています。当時の私には、裁判所にやってくるような悩める人たちの気持ちがわかっていたとは思えませんが、偏見を極力排し、真実により添おうとする桑田判事の仕事に対する真摯な姿勢は長く私の理想の働く大人でした。
2023/06/27 05:19
樹々
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冬から春にかけて咲く花は人々を明るくするる。そんな陽だまりのような温かさと厳しさを持ち合わせる主人公に周囲の人たちは魅かれていく。
2023/06/25 05:21
種
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物も犯罪の種も尽きることがない。数々の問題を裁いていく姿は人に寄り添う姿勢を崩していない。更生していく過程も重要だ。
2023/06/22 05:15
樹木
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近に生息している植物の名を知っている知識を人間の生き方に例える。それを家裁に活かす。育て方まで理解できるのは素晴らしい。
2023/06/20 05:14
果実
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実のなる植物も生き物としてよく観察すれば発見がある。果実を食すだけでなく花を楽しむこともあり、人間も様々な側面があることに気づかされる。
2023/06/19 05:17
冬
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寒さ厳しい季節でも鮮やかに咲く植物もある。人間も厳しい環境に育ち時には目地曲がってしまうこともある。そんな境遇にあるものにも手を差し伸べる主人公の姿勢。
2023/06/17 05:14
野に咲く花
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
路傍の植物にもそれなりの理由はある。世間の片隅に追いやられている事情は植物も人間も同じだ。そこに向き合う主人公は魅力的といえる。
2023/06/15 05:10
野草
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投稿者：七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野に咲く花々にも色々な生き方がある。人間の生活にもたとえられ更生にも役立てらっれる。どのようにその意図を汲み取るかで人生が変わってくる。
