怪獣自衛隊
令和X年、海底地すべりによる大津波が太平洋で発生。しかしそれは、新たに始まる厄災の序章に過ぎなかった。怪獣は現れたが、ヒーローはいない。人類は己の力のみで平和を勝ち取る事ができるか――!?『BTOOOM!』の井上淳哉が歴史・軍事のスペシャリスト白土晴一と贈る、超リアリティ怪獣掃討記!
怪獣自衛隊 17巻
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2024/04/28 21:04
臨場感がある
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪獣が東京の川に出現するという危機的状況を克明に描写した臨場感ある漫画です。報道の人間の心情を描きつつ、冷静に着実に対処してゆく政府、警察、自衛隊の姿も顕にする視野の広い作品になっています。怪獣の姿は現しはするものの、怪獣そのものがメインではなく、見えない恐怖に右往左往する人間を描くことに主眼が置かれているのかなあと感じました。
2024/12/13 07:23
寓意的な作品
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪獣もの.戦争もの.パニックもの がうまく組み合わさって、大変に迫力がありしかも緊迫感に満ちた作品に仕上がっている。「専守防衛」を第一前提とする日本国自衛隊の欠陥をあますところなく描き出している。相手が怪獣ではなくもっとリアルな存在だったらどうなってしまうのだろうか?寓意的な作品として読んでしまう。大変に不安なことである。
2024/04/28 21:03
怪獣の恐怖感が伝わる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭から度肝を抜かれました。いきなりのクライマックスシーンという感じ。怪獣の恐ろしさがビジビシと伝わってきました。ストーリーの中でも怪獣の恐怖感がリアルに表現されていますが、一方でこのみという風変わりな女性自衛隊員のおかげでかなり柔いだ雰囲気になっているのが救いです。コメディに流れるのではなく、あくまで大真面目に怪獣に挑んでいこうとする中での面白さですね。