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27件
幻月楼奇譚
著者 今市子
鶴来升一郎(つるぎしょういちろう)は、老舗の高級味噌屋の若旦那。名だたる「道楽息子」で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓(ひいき)は、怪談にしか能がなく、金次第でなんでもする曲者(くせもの)の幇間(たいこもち)・与三郎(よさぶろう)。嘘か真実(まこと)か若旦那、与三郎に言い寄って!? 吉原(よしわら)の料亭「幻月楼(げんげつろう)」の座敷を夜ごと彩るのは、人の世の欲望とあやかしが織りなす不思議語り。
幻月楼奇譚(6)【カラー扉付き電子限定版】
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幻月楼奇譚 6 (Chara COMICS)
2022/02/26 15:01
続いていてうれしいシリーズ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しみにしていた新刊、発売日に買いに行きました。
あとがきの初回から20年にはびっくり。こんなに続いてくれてうれしい。
初版(2004年)のだからかもしれませんが、手持ちの第一巻には「1」の数字がなく、まさか1巻を出す時はこんなに続くと出す側も思っていなかったのかなと・・・
内容は相変わらずの中身の濃さで読み応えたっぷり。期待を裏切りません。
主役の二人のキャラが気に入っていたところ、最近副住職清順さんも好きになってしまいました。今回与三郎と清順さんとのやりとりがキャラが違うのにどちらも食えない会話が面白くて・・・この人が主役の話が読みたい・・・!
幻月楼奇譚 4 (Chara COMICS)
2015/12/20 20:46
微妙な距離感が憎い。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
なかなか升一郎の手に落ちない与三郎。でも憎からず思ってる。
付かず離れずの微妙な距離感覚が憎い。
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
願わくば、続きもうちょっと早くして。
2023/03/17 21:55
大好きです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴちゃn - この投稿者のレビュー一覧を見る
髪の分け目がどうなっていても良いのです。若旦那と与三郎さんがひやひやしますが、面白く、冨永さんの間の悪いところは知人にそっくりで、口ばかりの取り巻きに、それそれっとツッコミいれたり、楽しくよんでいます。