幻月楼奇譚 みんなのレビュー
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幻月楼奇譚 6 (Chara COMICS)
2022/02/26 15:01
続いていてうれしいシリーズ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しみにしていた新刊、発売日に買いに行きました。
あとがきの初回から20年にはびっくり。こんなに続いてくれてうれしい。
初版(2004年)のだからかもしれませんが、手持ちの第一巻には「1」の数字がなく、まさか1巻を出す時はこんなに続くと出す側も思っていなかったのかなと・・・
内容は相変わらずの中身の濃さで読み応えたっぷり。期待を裏切りません。
主役の二人のキャラが気に入っていたところ、最近副住職清順さんも好きになってしまいました。今回与三郎と清順さんとのやりとりがキャラが違うのにどちらも食えない会話が面白くて・・・この人が主役の話が読みたい・・・!
幻月楼奇譚 4 (Chara COMICS)
2015/12/20 20:46
微妙な距離感が憎い。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
なかなか升一郎の手に落ちない与三郎。でも憎からず思ってる。
付かず離れずの微妙な距離感覚が憎い。
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
願わくば、続きもうちょっと早くして。
2023/03/17 21:55
大好きです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴちゃn - この投稿者のレビュー一覧を見る
髪の分け目がどうなっていても良いのです。若旦那と与三郎さんがひやひやしますが、面白く、冨永さんの間の悪いところは知人にそっくりで、口ばかりの取り巻きに、それそれっとツッコミいれたり、楽しくよんでいます。
幻月楼奇譚 5 (Chara COMICS)
2022/11/30 00:19
幻月楼奇譚(5)
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(5)2018年10月発行、2014年~2017年の作品収録。
其の十七、血吸いの百日紅の話。浅野屋の葉子お嬢様、副住職の清順さん、小猿さん、富永さんと魅力のキャラが集まって読み応えあり!
其の十八、ゲストキャラ安東のおじさんの人生が深い。
其の十九、話はけっこうこわいけど、浅野屋の葉子お嬢様が思い込みが激しくも頭も良くていいキャラです。
其の二十、人魚のミイラというだけでもコワイけど、副住職清順さん出てきてうれしい。不二の屋の女将の設定うまいなと思う。
今回、番外編が付いていて、与三郎のこういう小話が読めるとは!うれしかった。
幻月楼奇譚 4 (Chara COMICS)
2022/11/29 23:56
幻月楼奇譚(4)
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(4)2013年10月発行、2011年~2013年の作品収録。
其の十三、前巻から登場の富永氏、新登場の三代目彫喜久さんのキャラも面白い!それっぽい!
其の十四、泣き女、こわかった。与三郎の機転とプロ根性も感心します。
其の十五、小猿さん登場、梅子さんと桜子さんの描写がそこはかとなく怖くて惹きこまれます。
其の十六、浅野屋の葉子さん、副住職の清順さん登場、もうここでこんな好きなキャラが登場とは。
1~3巻までも面白かったですが、4巻に来て、面白さが増してきました。さすが!
幻月楼奇譚 3
2022/11/29 23:36
幻月楼奇譚(3)
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(3)2010年10月発行、2008年~2010年の作品収録。
其の九、ゲストキャラ上原商店の子供なのにしっかり者の妹がいい感じです。
其の十、お千賀ちゃん登場、幻月楼の女将も謎な感じがしてすごく好き。
其の十一、ゲストキャラの三島屋の奥さんの美しいこと。ラストが哀しい。
其の十二、城南銀行の富永さん登場、こういうキャラがややこしくしていくところが今市子さんの作品の魅力です。
(おまけ)あとがき漫画面白い!必見です!
幻月楼奇譚 2
2022/11/29 23:01
幻月楼奇譚(2)
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投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(2)2007年10月発行、2005年~2007年の作品収録。
今回も4話の読み切り収録、年に一度の連載なのですが絵も変わらず素敵です。
どれも巧みなストーリー作りですが、特に其の七の冒頭からの流れのうまさには思わずうなります。
特に下駄屋の若旦那を最後に与三郎が諫めるところがかっこよくてしびれた!
幻月楼奇譚
2022/11/29 22:13
幻月楼奇譚(1)
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幻月楼奇譚(1)2004年10月発行、2002年~2004年の作品収録。
昭和初期あたりの時代物ミステリー、ほんのりBL風味という感じですが、その感じが気に入ってます。
4話の読み切りが入っていますが、タイトルは「其の壱」~「其の四」となっていて、このシリーズはこの形式で行くようです。
ミステリーの謎解きに加えて、妖や霊のテイストも入ってきてストーリーも巧みで大好きなシリーズ。
百鬼夜行抄など他の作品もすごいのにさらに年に1回こんな世界感も描けるとはさすがとしか言いようがないです。
2022/04/24 11:26
怪奇味が強くなった?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公二人の話というより単話の怪奇ものにホームズとワトソンが関わってくるような?感じ? なぜか場違い的な銀行員の富永さんが出てくるのがおもしろい。
幻月楼奇譚 6 (Chara COMICS)
2022/03/18 19:57
与三さんの静かな嫉妬
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘れた頃に新刊が出る『幻月桜奇譚』。すっごい昔から読んでる気がするけど、まだ6巻(笑)
そして、進んでいるのか進んでないのか分からない二人の関係。こん巻ではすこーぉし変化が見られる気もする。
お見合い話が湧いて出た若旦那に与三が静かな嫉妬。
ジンワり怖くて、美しい世界観、たまりません。
2018/07/25 14:09
百鬼夜行抄が好きなので読みました
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投稿者:ノッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらは百鬼夜行抄のテイストにミステリーを加えた印象です。とても楽しめました。ところでこの作品はBLジャンルに属するのですね…。メインキャストの二人がほんのりそのような雰囲気ではありますが、話の中心はBLよりも少し不思議な時代物ミステリーと思います。
幻月楼奇譚 3
2015/12/20 20:40
思いは届くか?
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
升一郎の熱意(?)に時々絆されたような態度を見せる与三郎。
どうなるのか本当に楽しみ(笑)
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
幻月楼奇譚 2
2015/12/20 20:37
二人の間には妖が
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
升一郎は与三郎に言い寄りますが、二人が会う時は何故か妖しい事件が起こる。升さんの気持ちは届くのか?
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
幻月楼奇譚
2015/12/20 20:29
女将が一番怖い存在かも?(笑)
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
升一郎の出生の秘密、与三郎の過去もさることながら
この世ならざる者を見送る幻月楼の女将も謎な存在。
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
幻月楼奇譚
2004/09/04 16:39
幽霊にも影はある
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村静英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
超絶技巧な麗しい表紙をめくれば、
吉原の料亭「幻月楼」に集うのは、きれいな男と女とあやかしの影。
欲にとらわれた生者と死者が、数々の事件をひきおこす。
器はあるが中身のない味噌屋の若旦那、芸無しの太鼓持、年齢不詳の美貌の女将。
あやかしよりも妖しい三人のまわりには、さりげなく人外のものが入り込み、あの世とこの世の境界をなくしていく。
古い死体でいっぱいの座敷牢からそれを一体持ち出し、罠を仕掛けるのは、うら若き芸者。
行灯部屋で窓辺にたたずみ、迷う人間にやわらかな微笑で酒を注ぐのは、とうに死んだ昔の女将。
欲に支配された生者は死者より怖いが、
欲から開放された死者は生者よりも優しい。
そして一番厄介なのは、死んでなお生者の背中に絡みつき、業を煮やす者達か。
一話完結の不思議語りが四つ。
どれも端正な絵とそれを裏切る話の妙が、面白い。
掛合い漫才のような会話に油断してサクサクいくと、ざっくり落ちてはまり込む。
ただ、少し急ぎ気味なのが残念。
夢と現を行き来できるこの不思議世界を、もっとじっくり楽しんでみたい。
今宵月が照らすのは、生者の影かあやかしか。