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78件
ふしぎの国のバード
著者 佐々大河(著者)
ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。
時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!
ふしぎの国のバード 12巻
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ふしぎの国のバード 1 UNBEATEN TRACKS in JAPAN An Account of Travels in The Interior Including Visit to The Aborigines of YEZO and The Shrines of NIKKO and ISE (BEAM COMIX)
2016/12/07 16:37
ディスカバー
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治時代初頭、一人のイギリス人女性が日本探検を画策した。探検家イザベラ・バード。彼女の手記をもとに描かれた漫画の第一巻目が本作だ。探検までの準備、そして出発。彼女の前に広がるのは、驚きの光景ばかり。それは現代日本の私たちにも驚きをもたらしてくれる。先進国を名乗り、強く主張する日本。欧米にならい、真似して躍進してきた日本は、驚くほど多くのものを失ってきた。そのことを感じさせられ、考えさせられる作品だ。
ふしぎの国のバード 1 UNBEATEN TRACKS in JAPAN An Account of Travels in The Interior Including Visit to The Aborigines of YEZO and The Shrines of NIKKO and ISE (BEAM COMIX)
2016/06/14 20:56
幕府瓦解後の日本探訪記
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はキャラ読み派なので、主人公バードさんと有能通訳伊藤との
関係に注目。伊藤が最初バードさんを推し量っているのがわかる。
最初から汚い宿に泊まらせたりして、バードさんの本気度を試して
いるんじゃないかと。その彼が食生活の違いから肉に飢えてるバードさんに
鶏を手に入れてくるなんて!!バードさん、がんばれ!そのうち
伊藤もバードさんを本気でサポートしてくれるに違いない。
ふしぎの国のバード 7 UNBEATEN TRACKS in JAPAN An Account of Travels in The Interior Including Visit to The Aborigines of YEZO and The Shrines of NIKKO and ISE (HARTA COMIX)
2020/08/12 01:07
パワーバランスが...
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人は一路、秋田へ。
雄物川ではとある夫婦のアクシデントに遭遇。 ×○○の豪傑、お夏さんは...策士。
そして、最も重要なこの先の旅について、バードさんと伊藤氏がそれぞれに覚悟を決める。 そんな回。
裏でマリーズ氏も大使館を訪れ、久々のファニー夫人とバチバチ。
表紙は公使夫妻だったか...しばらくぶりだったので、すっかり忘れていた。
クレアマチスの花言葉に掛け、マリーズ氏と火花を散らし...
過程でマリーズ氏の過去話も。
裏では公使夫妻、表では伊藤氏と小林先生に助けられ、バードさんの旅は蝦夷地へ向け進む。
そろそろ直接対決...かな?
お互いの秘密を明かし合う二人にこの先、どんな結末が待つのか?
今までに出会った人々もちらりと。
そして、気になるのは、バードさんへの肩入れが過ぎて、何か一方的になって来ていないか?