- みんなの評価
7件
五色の舟
先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの家族がいた。未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とはーー。津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。月刊コミックビーム2013年8月号~2014年3月号に掲載の全8話を収録。カバー、あとがき(近藤氏、津原氏)は書き下ろし。
五色の舟
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは


この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2015/02/16 16:56
儚い彼岸の景色を見た心持ちになれます
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しく儚い関係はこんなにもせつないものなのかとほろ苦い気持ちで読了しました。
叶うならば、かりそめの家族が今この瞬間にもそのまま旅を続けていてほしいと、願ってやみません。
五色の舟 (BEAM COMIX)
2019/07/02 22:21
マンガ文化の成熟
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
2014年度のマンガランキングで上位入賞したという、近藤ようこの『五色の舟』は文化庁メディア芸術祭マンガ部門の大賞受賞とかで、要するに非常に高く評価されているようです。
「くだん」が出てくるというので読む気になりました。
小松左京の「くだんのはは」以来、くだんには気を引かれるのです。
かなり特異な、場合によってはゲテモノすれすれの設定のマンガです。
興味深く読みましたが、子どもたちにはとてもおすすめできない。
でも、大人が楽しむマンガがしっかりある、というのはマンガ文化の成熟を示すものなのでしょうね。
五色の舟 (BEAM COMIX)
2017/04/09 21:54
大好きな漫画です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦中の見世物小屋一座がくだんに出会う話。
ブレーメンの音楽隊のイメージもあるのかな?あれよりずっと静かで優しい。
清子さんは本当は自分が学校に行きたかったのかもしれない。

実施中のおすすめキャンペーン

