- みんなの評価
4件
結婚さえできればいいと思っていたけど
著者 水谷さるころ
人生に、「結婚」は必ずしも必要じゃないのかも! ?
結婚→離婚→事実婚を経験した著者による、「結婚とは何か」を考える自意識系コミックエッセイ。
「30歳までにぜったい結婚したい! しないと! 」と思って駆け込み三十路婚をした水谷さるころ。
しかし、結婚後の生活は想像していたような素敵ライフには程遠く、そもそも相手が違っていたのでは……と気づき始め、離婚に踏み切ることに。
ただ結婚しただけじゃダメなんだ…自分がどういう人生を送りたいのか考えないと…と離婚反省会を繰り返した後、自分なりの幸せ(=子どもがいるバツ一男性との事実婚)に至るまでの道のりを赤裸々に描いた実録漫画です。
「やっぱり妥協しないと結婚できないのかな…」と迷走気味の女子、必読
結婚さえできればいいと思っていたけど
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
結婚さえできればいいと思っていたけど
2021/05/08 10:03
大変興味深いです
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
アラサー女子の結婚したい欲がさっぱり分からなかったのと、世界一周のさるころさんの事実婚事情を詳しく知りたかったので購入しました。
とてもおもしろいです。
結婚したい病の経緯と理由と末路が実によく分かりました…。こういうことだったのか…。
作中の、(作者ではなくご友人の言葉ですが)
「川の水を飲んでいる」
という表現が大変素晴らしい。的確かつわかりやすい。
またこの本を読んで事実婚の印象が大きく変わりました。現代の事情に合ってて、事前に知ってたらやりたかった人多いのでは?
一点、同じフリーランスの女性として訂正したいのは、結婚したから仕事を減らされるということはありません。多分さるころさん、作品の様子から察するに浮かれて相当「結婚するんです!」と事前に報告しまくったのではないですか?盛大なパーティーまでやってるし、その場合は同業からすれば「これからは家庭を一番にするからね!」という牽制ととられても仕方ないかと思います。
私は『私の結婚と仕事は無関係』というスタンスで必要最低限の人に事後「そういえば結婚したんです」程度の報告だったので仕事が減ることは一切ありませんでした。
この件は男女差別とは関係ありません。
2019/02/02 21:31
元々
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
結婚願望がないのだが、同じように言っていたものの結果、結婚する人が多いので、こういうように結婚、離婚を経験した人からの話は説得力がある。
2020/09/14 09:12
自然体
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:神楽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのインパクトに比べて、内容はとても自然体で一時間でさらっと読めて、しかもしっかりポイントは心に残る。ただのあるある本でなく、かといって「こうすべし!」のマニュアル本でもない。本当に自然体に作者さんの経験を描いている。多様性の時代と言われながら、強く旧い考え方が残る「結婚」と言う制度。それに一石を投じた作者さんの選択に一票!