- みんなの評価
20件
アトム ザ・ビギニング
著者 手塚治虫(原案) , ゆうきまさみ(コンセプトワークス)
原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本。それから5年後、復興が進む日本のとある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった──。
“ゆうきまさみ”דカサハラテツロー”という、ロボット漫画を描き続けてきた2人が新解釈で描く、永遠のヒーロー“鉄腕アトム”誕生までの物語がいよいよ開幕!!
アトム ザ・ビギニング23(ヒーローズコミックス)
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2017/05/01 09:25
新たなアトム伝説ありしひの天才科学者たち
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BlueSky - この投稿者のレビュー一覧を見る
浦沢直樹の「PLUTEO」もそうなのですが、絶対的な名作を手塚オリジナルとは違った絵柄で紡ぎだす。元の作品の骨子がしっかりしているから、実力のある当代のクリエイターが見事に現している。
完全に大人向けな浦沢アトムに対して、本作は科学を夢見る少年たちにも楽しめると思う。もちろん、かつての少年たちも面白いだろう。
2023/01/08 20:54
感動的
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
島で起こった事件がに関してのこの巻最初のエピソードはとても感動的でした。お決まりの流れとはいえ、ロボット開発初期としては画期的な出来事だったと言えるでしょう。そして佐流田教授とその娘月江も登場して新たなアクション展開に。5年前の大災害の謎と絡んでより面白いストーリーになってきました。人間が機械とリンクしたり、ロボットのシックスが自主的判断で他のコンピュータと接続したりと、「つながり」を意識した事柄が多いと思いました。機械が自我を持つことについてキャラ間で議論が交わされるシーンは、「哲学的ゾンビ」の例などいろいろと興味深い内容で面白かったです。
2023/01/08 20:51
発展途上のロボット
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロボット同士が自主的に会話をしようとするのが主たるテーマだったように思います。ロボット同士の戦闘シーンはなかなか興味深いのですが、軍事的利用の計画も絡んでストーリーが複雑化しつつあり、話自体がとても面白いです。島という新たな舞台でのストーリー展開も変化があって良かったです。相変わらずキャラの個性も光り、ロボットも振る舞いはもう自我が発生しているように思えるのですが、そのためキャラの一人として溶け込んでいます。ロボットの発展途上の様子が描かれている貴重な漫画だと感じました。

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