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91件
天使なんかじゃない
冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいることを知り…?
【期間限定無料配信】天使なんかじゃない 1
閲覧期限:2025/05/05 23:59
天使なんかじゃない 8
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天使なんかじゃない 8 (りぼんマスコットコミックス)
2005/10/05 14:56
女の子なら憧れる理想像。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニューヨークに留学してから、幾度となくこの「天ない」が恋しくなった。このマンガを愛読していたのは小学生の頃だったが、今読み返しても最高にぐっとくる、自分の中で一生ものと呼べる傑作。少女マンガの巨匠、矢沢あいが描いた学園物語り。そして昔も今も変わらず心に残っているまみりんの一言が「私は冴島翠みたいになりたい」である。そう、幼かった私も、翠のような女の子になりたかった。そして、翠に憧れた女の子は、決して少なくなかったのではないだろうか。
高校時代に覚えのある、幼くがむしゃらな恋、卒業してから数年経つ今でも鮮明に残っている友情、クラブ活動や学園祭。どれもが掛け替えのない想い出となって、卒業アルバムよりも確かに心に刻まれている。
翠とあきら、まみりんと多岐川マン、登場人物のそれぞれの気持ちがきちんと尊重され、そして生かされている。個々がしっかりしているために、どのキャラクターのエピソードも印象深く、そして身近に感じられる。学校生活と切り離せないイベントも巧妙に取り入れられていて、親近感がわいてくる。
あきらが翠と別れてインドに渡った時、不器用ながらに翠に電話をしてくるシーンでは、私も涙を堪えることができなかった。良かったね、翠と心から思ったし、それと同時に長い事報われずにいたまみりんの恋も叶って、まるで自分の恋が叶った時のように本気で嬉しかった。
卒業式のシーンも、印象に残るワンシーンである。翠が答辞を白紙にして、その時その場の思いを語る、そういうのも翠らしいというか、感動の種になった。全ての想い出が一人では作れなかっただろう、それも頷けた。
こうあって欲しいと思う友情、こうあれば素敵なのにという恋愛がこのマンガには詰まっていると思う。いつ読んでも、満たされる作品だ。そして今もマミリンに同感である。私も、冴島翠みたいになりたい。
天使なんかじゃない 1 (りぼんマスコットコミックス)
2003/12/02 19:58
負けるもんか!
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「負けるもんか!」 この本を読み返す度に、強く思う。
どんなことにも、負けるもんか。
このマンガは主人公、冴島翠(高校生)を中心におこる出来事を
全8巻で綴る、感動できるお話です。
ほんとに、主人公の冴島翠をはじめ、登場人物は良い奴等ばっかり
で、現実にはこんなことありえない。だけど、僕は読むマンガや
小説に現実を求めているわけじゃなくて、たとえば、「天使なんか
じゃない」を読む時は落ち込んでる時が多い。それは、登場人物の
葛藤する姿や、恋愛で悩む姿、人間関係で四苦八苦しているのを
みて、一緒に悲しんだり楽しんだり、辛くなったり安心したりして
共感して、読み終わった時に何事にも「負けるもんか!」って思える
からだと思う。そりゃ人間いきていれば後ろ向きになっちゃう時も
あって、でもそういう気持ちの時に読んだら、登場人物みんなに
「負けるなよ!」「ガンバレ!」って励まされてる気分になる。
この本から学んだのは、精一杯自分の力を尽くして、ガンバル事。
「自分を信じること」「周りを愛すること」「明日を夢見ること」。
自分さえその気になれば、できない事はないと思う。だから、ちょっと
だけ背中を押して欲しい時、味方が欲しい時は全巻を一気に読み返し
てみます。そして、心から「負けるもんか!」って頑張れます。
一番負けたくないのは自分自身に対してなのかもしれないね。
2024/08/06 08:18
8巻
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とくめい - この投稿者のレビュー一覧を見る
将志とマキちゃんの結婚式のシーンが、とても素敵だとおもいました。また、卒業式のシーンも、ずっと読み続けてきたので、感動してしまいました。