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32件
イノサン Rougeルージュ
著者 坂本眞一(著者)
フランス革命…人類が「自由と平等」を手に入れた世界史的事件の前夜──。サンソン家長兄シャルル‐アンリは死刑執行人一族の家長としてパリに君臨、妹マリー‐ジョセフはベルサイユで処刑職を得て自由に生きていた。だがある日、マリー‐ジョセフは初恋の男アランを傲慢な貴族によって殺害され…!? 血塗られた苛酷な道を無垢に生き抜いたサンソン兄妹の物語[イノサン]は、「未来を変える」紅き革命編「イノサンRouge」へと新たな幕を開ける──!!!
イノサン Rougeルージュ 12
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2015/11/19 10:05
エレーヌが憐れ
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャルルがエレーヌを処刑するためにチョウセンアサガオを使って帝王切開を行い息子のアンリが絞首刑で死に切れないエレーヌの足を引っ張るシーンは衝撃的でかつ憐れだった。ルイ15世からの恩赦の使者がエレーヌの処刑の後到着するのもあんまりだなあと思いましたね。
2020/04/19 22:21
素晴らしい長編でした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなくお試しから読み始めましたがストーリーもラストまで目を話せない面白さで久々に読み応えのあるマンガでした。残酷なシーンも多いんですが、美しい絵と衝撃的なストーリー展開に圧倒されます。
ルージュではすっかりアンリが影薄くなったのがちょっと寂しかったですが、マリー強烈なキャラでした(笑)
最後はちょっと駆け足だったのかな。前になにかで読んだ、デュバリー夫人の処刑のシーンは面白そうだったから期待してたんですがなくて残念。
あと電子で買い始めてしまったのは途中でちょっと後悔…。デジタルの処理がなんとなく微妙で紙で読んだ方が絵が綺麗です。
イノサンRouge vol.11 出典:安達正勝『死刑執行人サンソン』 (ヤングジャンプコミックスGJ)
2019/11/24 08:40
とうとう最終章
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルージュの章は女性目線で描かれていて、スカッとする事ばかり。
終わるのは残念。
そしてとうとう恐怖政治の始まり。
どんなフランス革命の文献について見てみても、結局権力が市民に渡っただけで、なんら変わりない。
ルージュにもそう言う場面が出て来てる。
そこにいつもマリーがいる。
マリーは敵が多すぎる。
死なないで、と思っても、それは不自然だと思う。
いつかマリーは死ぬだろう。
平和な世の中にマリーがいるなんて想像するのは難し過ぎる。