- みんなの評価
25件
風と木の詩
著者 竹宮惠子
――ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第1巻!
風と木の詩 (16)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2021/07/02 22:25
壮絶な過去
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュウハオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜジルベールはあの様な性格になったのか。その理由となるジルベールの過去が描かれています。過激な内容ですが、芸術性を感じる作品です。
2021/06/22 13:25
読みごたえがある
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュウハオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悩めるセルジュを気遣うパスカルは本当に面倒見がいい人。パスカルがセルジュに語る言葉には考えさせられる。題材にインパクトがあるだけではない、繊細で深みのある作品だと思う。
2021/06/16 09:41
世界観がいい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュウハオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台設定が細かく描かれていて、登場人物たちの生活感がよく伝わってきます。まるで外国の映画を見ているみたい。セルジュとジルベールの関係も気になるけれど、作品の世界観も楽しめました。