- みんなの評価
9件
ダブルミンツ
著者 中村明日美子
『女を殺した――』電話の向こうから聞こえてきた高飛車な声は、高校時代の同級生・市川光央だった。同じ名前を持つ男・壱河光夫の胸中に、かつての隠微な記憶が蘇る。忘れていた過去が、再び光夫を熱情の中に引き戻す。共犯者として再会を果たした二人の主従関係は、少しずつ新しい形へと姿を変えてゆく……。
ダブルミンツ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
ダブルミンツ
2016/04/25 09:47
愛とは
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通のBLのような、単純に想い想われるような関係性の2人ではありません。
好き、って何なのだろう。愛情って一体…と、そんな哲学的な問いかけをしたくなるような漫画です。
ダブルミンツ
2016/09/17 19:59
貪り合う二人。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ名前の二人の青年の貪るような関係の話。
奪い奪われ、束縛しあうような、ちょっとイタイ話だけど、根底には純粋なものが流れてるのが分かります。
異色BLです。好き嫌いはあるかなぁ。
暴力的なシーンもあるけど、中村先生の繊細で独特な絵で不思議な雰囲気のある作品になってます。
ダブルミンツ
2016/01/18 16:57
失われた半身
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
市川光央と壱川光夫。名は体を表すというが、2人は全く違う存在でありながら、実はひとつなんだという作品でした。独特の絵柄。特に目。二人の視線が合わさる時の濃密な雰囲気が隠微でした。個人的には、未来を見てみたくなる「温室の果実」が好きでした。