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27件
日出処の天子(完全版)
著者 山岸凉子(著者)
ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。数多くの貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」!
日出処の天子(完全版)7
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2025/05/31 15:07
歴史に詳しくなくても面白い
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投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あれは絶対に絶対に読むべき!」と人から勧められました。能 狂言化もあるようですね。
その人曰く漫画のジャンルがいろいろ黎明期だったらしい20数年前のものらしいのに古さがなく、その当時に読んだらどんな感じだったのだろう、と思います。
私は歴史に詳しくもないし、古墳時代も飛鳥時代もよくわからないんですが、それでも読んでみると面白いです。それに、他の作品もそうなんですが表紙も中身も絵が本当に綺麗です。聞いていたとおり、凄く細かくて描いた作者の特徴もあって、日本画と漫画のいいとこ取りという感じです。手に入らなくて電子書籍で読みましたが、紙の本も読みたくなります。
2024/08/23 09:52
懐かしい!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載当時、毎号楽しみにしていました。実家のどこかに紙の本はあるのですが、どうしてももう一度読みたくなり購入しました。日出処の天子のおかげで日本史もこの部分だけは得意でした。また電子書籍でいつでも読めるようになって嬉しいです。
2023/04/02 17:26
薄ら寒い…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「馬屋古女王」は厩戸王子とその妻、そして母である間人媛が死んだ時から始まる
その後の物語。
厩戸王子も毛人も刀自古もあれからどう生きたのか。
刀自古が荒れた生活をしていたのはなんとなく察せられる。
間人媛が愛息・来目王子に似た面差しの長瀬王と佐富王女の結婚話を進めていたというエピソード
来目王子、長瀬王、佐富王女 全員が間人媛と似た顔立ち。
間人媛は自分と似た人間を特に愛するタイプだったのか。
なんかゾッとしてしまった。
それなら異能以外自分に似ていない厩戸王子は愛せないよな…
孫(血は繋がっていない)の中でも山背王の事は苦手だったはず。
毛人に似た山背を見るたびに責められているような気持ちになった事だろう。
前の世代の業を背負う事になった山背と入鹿たち。
そして現れた馬屋古女王が悲劇にとどめを刺すのか…
なんとも重く悲しい物語だった。