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27件
日出処の天子(完全版)
著者 山岸凉子(著者)
ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。数多くの貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」!
日出処の天子(完全版)7
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日出処の天子 1 完全版 (MFコミックス)
2021/01/17 07:48
まず
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史の勉強になります。そして、聖徳太子の時代の政治の裏や当時からあった権力闘争なども作者の冷静な描き方から読み取れます。やや難点は、絵が……うーん少女漫画にしては……かな?
日出処の天子 1 完全版 (MFコミックス)
2018/12/01 18:17
とても寂しい人
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
もちろんフィクションではありますが、歴史上の人物にこんな感情を持ったキャラクターにしてしまうのがすごいなぁと思います。
蘇我氏の隆盛から衰退まで。
日出処の天子 2 完全版 (MFコミックス)
2019/11/22 09:59
全巻無いのが惜しい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖徳太子といえば、どこかスーパーマンに近い心象を持たれる方も多いのではなかろうか。ところで、情報がほとんど無い人をどう描くかということについて言うなら、この「日出処の天子」は一つの答えを提示しているのではないかと思う。
旧一万円札になった絵でさえ根拠が怪しいとなると、もうそこは描く者の想像力しか当てにはならない。そこで山岸涼子さんの絵となるのだが、建築物の構造も、装束もいい加減にされていないのだなと感じた。もちろんフィクションは大いに有る。だが、とにかくわからないことが多過ぎる時代の話だから、読者が納得できることが先だろう。その点について言えば、人物の内面が随所に描かれていて、大人が読んで面白い漫画といえる。
それはさておき、まずは、艶めかしく妖しさを湛える厩皇子を堪能してほしい。