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6件
コンシェルジュ プラチナム
著者 藤栄道彦 , いしぜきひでゆき(原案)
ホテルキャピタル白金平が客足を増やすために呼び寄せた男、九音響也。彼は人の心を読む天才だった。九音がその能力を駆使し、ホテルと地元の商店街に希望に満ちた明日を提供する――!!
コンシェルジュ プラチナム 10巻
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コンシェルジュ プラチナム 4 (ゼノンコミックス)
2015/09/18 16:08
制約の中の理想
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
心理学のエキスパートである九音響也は、四の橋白金平商店街活性化のコンサルティングを請け負い、その過程でコンシェルジュという職業の面白さを感じ、ホテルキャピタル白金平に勤務することになった。主任で綺麗なお姉さん系の十津川京香の下で、一条笑美や四月鑑らと共に、コンシェルジュ業務に臨んでいる。
コンシェルジュ部門をあまり評価していない千羽専務に特定の業者を優遇しているという疑惑が発生したものの、ホテルに損害を与えているわけでは無いので告発できない。体育会系のフロント三木優馬にはすっきりしない結論ではあるが、正論が幸福を呼ぶとは限らないのだ。
商店街で九音響也が実施した、他店の料理を取り寄せできるサービスに触発され、ホテルでもお客様の注文にノーと言わないサービスが出来ないかと十津川京香は試みるものの、千羽専務を筆頭とする守旧的な考え方にホテル全体が染まりつつあり、中々思うように身動きが出来ない。
千羽専務に正面から逆らうこと無く、コンシェルジュの基本に立ち返って仕事をする。そんな理想を胸に、元自衛官のドアマン八重島樹、商店街では二宮なごみ、六浦イリエ、五反田偲らの協力を得ながら、お客様の心の扉を開いていく。
コンシェルジュ プラチナム 4 (ゼノンコミックス)
2012/12/23 14:11
面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:masa - この投稿者のレビュー一覧を見る
前のコンシェルジュも読んでこれをみるとさらに面白いです。
コンシェルジュ プラチナム 1 (ゼノンコミックス)
2011/08/01 22:34
誰よりも心が読めるけれど、それでも分からない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカで企業コンサルタントとして成功していた心理士の九音響也は、とある一人のコンシェルジュの言葉から、ホテルマンを目指してみることにする。そうしてホテルキャピタル白金平のコンシェルジュとなった。
このホテルでは、周辺観光地の案内を行う出張所を商店街に置き、商店街の活性化と一体化したサービスを行うことになっていた。この企画を立ち上げたのは、商店街の娘であるコンシェルジュの一条笑美。響也は自らの能力を生かして、笑美は地元の人脈を活用して、ホテルと商店街のために尽力していく。
そんな彼らをサポートするのは、主任コンシェルジュの十津川京香。響也の様な特殊能力はないものの、お客さまに寄り添う安定したサービスを提供する彼女は、他人との関わり方を模索する響也に適切なアドバイスを与えていく。
ホテル内部には、そんな彼らに反発する勢力もあり、地元商店街にも消極的な人々もいる。そんな中で、笑美の友人である二宮なごみ、六浦イリエ、五反田偲など、個性的な面々の協力を得つつ、元気に活動していくのだ。
最近なにかと話題の心理学を生かしたコンシェルジュの物語。人との関わり方が分からないのに、人の心はよく読める人間が、様々な人にかかわり、彼らの心のあり方を知りながら成長していく感じのお話だと思う。