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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2011/06/03
  • 販売終了日:2022/02/24
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-122322-3

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一般書

電子書籍

警官の血(上)

著者 佐々木譲 (著)

昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。父と同じ道を志した息子民雄も...

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警官の血(上)

税込 693 6pt
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商品説明

昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねられる……。戦後闇市から現代まで、人々の息づかいと時代のうねりを甦らせて描く警察小説の傑作。

著者紹介

佐々木譲 (著)

略歴
1950年北海道生まれ。「エトロフ発緊急電」で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞、「武揚伝」で新田次郎賞を受賞。ほかの著書に「警察庁から来た男」など。

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みんなのレビュー99件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

谷中に今もある、天王寺駐在所を巡る物語

2020/09/29 23:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

「警官の血」という硬派なタイトルに加え、私の認識では、佐々木譲氏は社会派の作家。なんか重そうだ。手にとって冒頭の数ページを読むと、小説の舞台は、個人的によく知る谷中から、上野界隈のようで、紐解いた動機はそんなところ。
本書は、終戦直後の警察官大量採用時に警察官となったある男が配属を切望した天王寺派出所。願い叶って、着任してほどなく、五重塔火災が発生。時を同じくして男は謎の死を遂げた...。男の息子、その息子と様々な思いがあって、やはり警察官となり、時代の変遷とともに翻弄されてゆく物語。
上巻は、戦後すぐの東京上野界隈。焼け出された人々で溢れた上野公園の影も闇も裏もありそうな「警察官の治安」の話から、高度成長期、過激派の動きを掌握するための過酷な潜入捜査の話まで。
タイトルイメージに恥じることなく社会派の物語だが描き様はエンターテインメント。次はどうなるどうなると面白く、読み止らない。ともかくどんどん読み進んだ。「すぐに下巻にかかりたい!」と切に思った。上下巻そろえてからよみはじめることをおススメします。

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紙の本

ミステリーではないです

2014/06/16 12:07

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーではないのでご注意を。でも、面白いことは請け合いです。上巻あっという間です。

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紙の本

迫力を感じる

2016/02/24 08:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

「警官の血」という題名は素晴らしいと思う。戦後から平成にかけての歴史もしっかりと描かれており、血筋ということにとどまらず、我々の歩んできた道を振り返っている気持ちになる。

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2010/02/21 15:22

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2010/01/11 13:17

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2010/01/17 10:19

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2010/01/20 02:20

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2010/03/13 12:24

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2010/03/07 03:10

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