- 販売開始日: 2010/07/02
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900128-4
プラトニック・ダンス 1
著者 川原つばさ (著)
五ヵ国語をあやつる穐谷絹一(あきやけんいち)は、有能な通訳兼秘書。緊張の連続の毎日に、心身共に疲れている。そんな彼が、ある晩仕事先で出会ったのは、自称「日本一わがままなホ...
プラトニック・ダンス 1
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商品説明
五ヵ国語をあやつる穐谷絹一(あきやけんいち)は、有能な通訳兼秘書。緊張の連続の毎日に、心身共に疲れている。そんな彼が、ある晩仕事先で出会ったのは、自称「日本一わがままなホスト」鷲尾香(わしおかい)。どこか危険な香りをはらむ男に癒されたいと感じた絹一は、彼と一夜限りの契約をかわす──。友人でも、まして恋人でもなく、客とホストとして始まった二人。けれど、想いは会うたび揺らめいて…!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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改訂版。
2001/08/19 23:07
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投稿者:yukiya - この投稿者のレビュー一覧を見る
五ヶ国語をあやつる穐谷絹一(アキヤケンイチ)は、有能な通訳兼秘書。緊張の連続の毎日に、心身共に疲れていた彼が、ある晩仕事先で出会ったのは、自称「日本一わがままなホスト」鷲尾香(ワシオカイ)。
どこか危険な香りをはらむ男に癒されたいと感じた絹一は、彼と一夜限りの契約を交わす。絹一の渇いた心に触れ、鷲尾はいつしか絹一から目が離せなくなり…。
川原さんさの作品では珍しい(?)大人な二人の話なんだけど、どこか危なっかしい絹一なので目が離せない。改訂版ということもあり、イラストも増え、加筆修正もあり、読み応え有ります★
懐かしくて
2021/02/23 14:37
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖麻実也先生の描く絹一と鷲尾が麗しくて二十年ぶり?に読んだ。
五ケ国語をあやつり通訳兼秘書として絹一は有能で頭はいいはずなのにどこか危なっかしい、自称日本一わがままなホストの鷲尾の方がよほど普通の感性をしている。
人との付き合い方も愛し方さえ知らないから間違った方法でコミニュケーションをとり、最悪な結果を招くのだがそれを自業自得と諦めているのも哀れだ。
以前読んだ時は重くしんどかった印象が強いけれど、今ならまた違った感想が持てるのではないかと思う。
不定形な関係
2002/01/08 23:58
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投稿者:いさり - この投稿者のレビュー一覧を見る
5ヶ国語をあやつり、通訳より一歩深いところでクライアントの契約などの補佐をする穐谷絹一(あきや・けんいち)。自称「日本一わがまま」なホスト鷲尾香(わしお・かい)。クライアントの供でパーティに香水のモデルとして出席した絹一は、他には無い存在感で人の目を引く鷲尾に出会う。クライアントとの行動に疲れ、ひとときの安らぎを求める絹一は冗談か本気か鷲尾を買うことになり…。
1994年にビブロスから発行したものを、大幅に加筆訂正を加えて文庫化したもの。ビブロス刊ものではわかりにくかった感情の揺れが、加筆訂正でより察しやすくなった。イラストも新しく描かれたものを載せていたりしておすすめだが、シャミル氏のイラストがなくなっているのが個人的には残念かも。
仕事では必死に大人の姿勢を保っているが、仕事以外でそういう部分の発揮できない自分に苛立っている絹一。さらに最近、その自分の仕事のやり方にも自信を無くし、鷲尾のプロ意識に惹かれ始めている。鷲尾は鷲尾で絹一の仕事の能力は認めているが、仕事以外で見せる子供っぽい空気に思わず構ってしまう自分に戸惑い、皮肉を言ったり世話を焼いてみたり。こんな二人の不定形な関係が気になってしょうがない。