テンペラ風狂伝
著者 秋月こお
自分の才能が呪われたものだと知りつつ美大では優等生の仮面をかぶる藤野。彼が惹かれたのは環境も性格も正反対の無骨など同級生・富樫だった。2人は反発しながらも次第に求め合い、...
テンペラ風狂伝
商品説明
自分の才能が呪われたものだと知りつつ美大では優等生の仮面をかぶる藤野。彼が惹かれたのは環境も性格も正反対の無骨など同級生・富樫だった。2人は反発しながらも次第に求め合い、才能を解き放ってゆく。そんな時偶然出会ったのは、日本画家・豊川。彼に本質を見抜かれた藤野は京都に誘われ、引き寄せられてゆくが…。芸術家を目指す青年達の、切ない恋と成長の物語。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください
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藤野の一人称
2019/12/11 02:29
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
評価が低かったので読むのをためらっていたが、思い切って読んでみたらどうしてこんなに評価が低いのか分からない
ちょっと古い作品なので感性的に今とは多少違うが、それもこの時代の人間の感性なんだと思えば気にならない
芸術家(画家)の卵が自己を肯定するための試練
純粋な若者だからこその自己否定と葛藤
藤野の一人称による性情の正直な思いが初めは受け入れられなかったが、読んで行くにつれだんだん理解出来て話し自体が面白くなってきた