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21世紀を信じてみる戯曲集
著者 野田秀樹 (著)
書道教室が神話空間と化し、集団とその物語が変容する衝撃作「ザ・キャラクター」。3人家族の偏愛が世界の終末を招き寄せる、破滅=再生のスラップスティック「表に出ろいっ!」。火...
21世紀を信じてみる戯曲集
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21世紀を信じてみる戯曲集
商品説明
書道教室が神話空間と化し、集団とその物語が変容する衝撃作「ザ・キャラクター」。3人家族の偏愛が世界の終末を招き寄せる、破滅=再生のスラップスティック「表に出ろいっ!」。火山観測所に赴任した男と虚言癖の女が、大噴火の噂を巡って歴史を往還する最新作「南へ」。「信じるとは何か」を問う、野田演劇を体感する戯曲集!
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紙の本
この中では「ザ・キャラクター」が秀逸だ
2019/01/24 22:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここには2010年から2011年にかけて公演された3つの戯曲が収められている。この中では「ザ・キャラクター」が秀逸だ。どれも一気に読んだ。野田秀樹の社会的アプローチが窺える。言葉遊びの面白さも相変わらずだ。
紙の本
おもしろいが、理解しようとすると難解に感じるところも。
2015/12/24 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすかったのは「表に出ろいっ!」で、これは父母娘三人のエゴがぶつかりあい絡み合って、ついに手錠で自分たちの身体を文字通り動けなくしてしまう…という、シュールさ漂う一方おかしさ全開という脚本で、会話のテンポもいい。
「南へ」はわけがわからなかった。「ザ・キャラクター」は漢字の意味と形が存分に利用されてておもしろいけど、途中からギリシャ神話とのダブりがきつくなって、ただ単に楽しむという内容ではなくなる。けれど、最後の「幻」に一本はらいを足して「幼」とするところにこの話の含意というか、象徴のようなものがあると思った。