世界にも通じる (?) 日本の食文化
2010/01/26 02:23
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投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからわかるように,おもに日本人の食のマナーやたべものに対する姿勢などについて書いている. 日本で外国の料理をたべたり,海外で食事したりする機会もおおい時代だから,そこにも当然,配慮しているし,日本人の文化であっても世界で通用する部分もあるだろう. しかし,「テーブルの上に左手をのせる」 という項目があることからもわかるように,基本的には日本の文化について書いている. この項目は 「マナーの理由」 という章のなかにあるが,説明されてもやはり理由はわからなかった.
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
食事って「いただきます」というものなんですよね、食べ方を見ればその人がわかるといわれるだけに、注意せねばと思いました。
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本屋でタイトルを見て気になり、「一目買い」してしまった一冊。
自分の食べ方とか常識、マナー、見直す良いきっかけとなった本です。
ボブから最もかけ離れたところにある「品性」。
詳細は敢えて書きませんが、うーん( ̄〜 ̄;)と考えさせられました。
『女性の品格』(PHP新書418)で有名な板東眞理子氏が推薦する理由も分かるような…
ショッキングだった内容があった。
それは、「炊き立てのご飯の香りで気分が悪くなった」子供がいた…という記述。
子供の頃、ご飯が炊き上がる、あの良い香りでご飯の時間=帰宅時間が分かったものですが、
この意外な事実があったことにボブは食農教育の重要性を考えずにはいられませんでした。
出版社の考えた(?)奥付が、とても気に入ったし、本の内容を的確に示しているので引用しておきます。
------以下、引用-------
なぜいま、食に品性が必要なのでしょうか。何でも自由に食べられるからこそ「ほんとうに美しい食べ方」が問われています。
(中略)
食の安全を企業に求める前に、自分の生活を見直してみよう。毎日の食事、買い物、外食、グルメ情報、テーブルマナー。誰も教えてくれなかった、大人の「食の品性」を身につけるための本。
-------以上、引用------
【キーワード5】
マナー、日本食、食卓、見直し、自分のスタンダード
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毎日の食事を見直してみる。
箸はすごいね。2本の棒だけであらゆる食事をつかんで食べられるのだ。
食事のマナーは重要です。
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料理に対して、「あなたの命を分けていただいて、私の命をつながせていただきます」という、 日本人らしい、謙虚だけれどきちんと食に対して向き合った、とてもすばらしい言葉なのです。
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◆食べること=生きること◆
「食べ方は生き方の鏡なのです」本書に出てくる言葉です。
私達にとって「食べる」ことは、生命をつなぎ、健康を保ち、楽しさを追求するのに欠かせない要素の1つであるといわれています。
社会に貢献できる一員となるため、また心身の健康と幸せのため、自分を磨く学びの時期に、出会ってほしい本です。
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お金を払っているのに、「いただきます」と言うのはおかしいと学校にクレームつける親がたくさんいるって本当だろうか。。本の題名のいただきますの話はほんの少しで、食べ物に対する日本人の心構えについて著者の考えを書いている。著者が言うように、生きる基本である食の乱れを直す事で、いろんな事が変わっていくような気がする。
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食べること=生きること
「食べる」ということについてどう向き合っていくべきか、考えさせられた。子どもたちに話してあげたい、伝えてあげたいことがたくさん見つかった!
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娘が国語のテストで使われたということで頼まれて娘に買い与えた本なのですが、面白そうなので私も読んでみました。食にまつわるマナーが説明されているのですが、デパートの試食をするのは購入するのが前提である等、胸に手を当てて反省しなければと思った箇所がありました。
外国人と食事をしていても、食べ方には”品性”や”育ってきた環境、躾”等が自然に現れてしまうもので、今後の社会人生活にも活かせると思いました。
以下は気になったポイントです。
・ワインを持参した場合には「私が好きな銘柄ですが、お口に合えばうれしいです」等の一言が望ましい(p19)
・食事の時間は生命維持につながるエネルギー源を取り入れる時間、同じ量のエネルギーを摂取しても、そのときの気持ちによって栄養の吸収力は変わる(p27)
・店を選ぶときは、相手に合うようにアレンジが利く(融通が利く)がお奨め(p31)
・支払いの場は見せない気配りが大事で、食事が終わった時点で化粧室にたって、その際に済ますのが良い(p38)
・お箸を右手、お茶碗を左手に持ち上げるとして、ご飯は、いちばん手にしやすい左手前にくるのが自然、汁気のためこぼしやすい汁椀が右手前(p62)
・「いただきます」には、すべての食材には生命があり、その命をいただいて「生かせていただきます」という意味がある(p69)
・「試食すること」は、すなわち、その商品を買うつもりがある意思表示という暗黙の了解がかつてはあった、試食とは商品と消費者とのはじめての”出会い”である(p84)
・食べる時間や空間が満足感につながらなければ、本末転倒である(p116)
・店の中の化粧室は、自分の店に愛着をどれだけ持って、客を心地よくすることを大切に考えているかが無言で表現される場所である(p139)
・長年連れ添った夫婦は、あごの骨格が似てくる、これは同じ料理を食べ続けることによって、噛む回数や食の嗜好が合致して、あごの発達や”えら”の張り具合が似てくるため(p158)
・冷蔵庫は自分の胃袋のようなもの、自分の暮らしの鏡、仕事や生活の整頓ができるか否にも関わってくる(p165)
・賞味期限とは、検査結果により「もう食べられない」期限を見極め、そこから半分を期限に設定していることが多いので、賞味期限を過ぎても美味しく食べられる(p176)
・食べる回数が一定でないこと、決まった時間に毎日食べていないことが問題(p189)
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「ほんと、そうだよね〜!」と共感する部分もあれば、「あ〜!それ私のことだ!」って反省する部分も幾つかあり。食は生命維持のための原始的行動。それ故、ともすると野蛮になってしまいがち。出来る限り人間らしく、美しい食事作法を心がけたいものです。
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2008年初版の本ですね。
5年も経って今さらですが、以前から存在は知っていて読みたい本リストには入っていました。今回、鯨だの子牛だの「かわいそう」という感情に基づく文章を目にしたため、「人は生きて行くためには食べなくてはならない」という昔授業で習った話に立ち戻り読んでみたいとリストの順番を上げました。
食事の前に「いただきます」と言う意味の再確認に始まり、目にすることが減った規格外の野菜の話、賞味期限の話、試食や外食におけるマナーなど興味深く読ませて貰いました。
私の世代(昭和42年生まれ)だとギリギリ常識の範囲かも知れません。次の世代くらいになると急速にいろいろなものが失われたのではないかと思います。職場の食堂には「ここは職員が同じ釜の飯を食う所だ」と掲げてあります。皆気付いているでしょうか。
とても不規則な食事をしていて、当たり前と思ってしまっていました。子供のためにも、規則正しい食生活に改めようと思います。
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食に関してもっと深くしりたいと思った。今日から、はじめることができるのは'いただきます'と、ごちそうさまのらあいさつ。いつもお菓子を買うのではなく、つくってみる。おもてなしのあり方にもこだわりをもっていきたい!!このシリーズの本はおもしろいかも。
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ある小学校で「給食の時に“いただきます”を言いましょう」と家庭に申し送りをしたところ、「給食費を払っているのに“いただきます”を言わせるとはなにごとか」とクレームがきたそうです。この本では、本当のマナーとは形だけのものではなく、食べることへの感謝の気持ちからにじみ出る行動だということを教えてくれます。
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ものすごく面白かった……! 食に興味がある私にはぴったりな新書だったわ。何気なく選んだんだけどびっくりした。
「給食の時間にいただきますを促すと保護者からクレーム」問題はテレビで取り上げて耳にしたことがあったのですが(ちなみに世も末だと思いました。そういうクレームをだす大人がいるだなんて……自分は無知だと公言しているようなものですよね)「炊き立てのご飯の香りで吐き気がする児童がいる」問題は、もう由々しき事態ではないかと思います。
炊き立てのご飯の香りで気持ち悪くなるなんて、それってつわりではないのか?! と思ってしまうぐらい私には衝撃でした(ちなみに私は妊娠中も炊き立てのご飯の香りは大丈夫な人でした。お出汁はダメでしたけどね)
ほかにも
「おしぼりの文化」(言われてみると今は遠足でおしぼりってもっていってないのかも? 見かけないもんなぁ)
「冷凍食品は高くて当たり前」(確かに! そう考えると今の安売りしている冷凍食品がちょっと怖い……国内製造であの価格。企業の利益は大丈夫なんだろうか)
「賞味期限対策」(そういえば我が家でも匂いや色や触れた感触で食べれるか否かを判断していました。子供ができてからは結構早めに処分してしまっていますが)
などなど、もう本当に「そうそう!そうなんだよー!」って思ったり「なるほどなるほど。そういうことかぁ」と納得したり、本当に実のある読書タイムが過ごせました。
ただ、作者の方はあとがきでもご自身でおっしゃっているように、「食」についてかなり恵まれた環境で育たれているので、レストランの選び方などはちょっと参考にできないところもあるなぁと思ったりもしましたが(自分なりのスタンダードを決めるまで食べ歩きはできません。金銭的に/苦笑)。
あ、あと作者の方のあだ名がすっごい面白かったです。あとがきで吹きました私(笑)