クレヨンしんちゃん29

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投稿者：タッピング　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　クレヨンしんちゃんには、感動的な話もある。本書の「メガネザルの恩返し」もそのひとつだ。それにしてもひろしの靴下はそんなに臭いのか…？
　ところで、野原一家はお引越しをする。といってもただのお引越しではなく、悲劇のお引越しだ。日頃仕事で苦労し、家に帰ればまた苦労して、おまけに３０年ローンが残っているひろしの心中を察すると、胸が痛む。
　この引越しによって、しんのすけの周囲にまた新たな世界が現れる。

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投稿者：CoffeeScript　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ローンの残る野原家マイホームが爆発してなくなるという大事件が発生し引っ越し。
引っ越した先のアパートの挨拶まわりするもクセが強い住人ばかりのまたずれ荘。
正しくは住人ではないが張込み中のマトリ刑事2人としんちゃんの絡みがおもしろかった。
他はひまわりちゃんが良く話すようになったことと映画チャーリーズエンジェル風の話。

酢乙女お嬢様と執事の黒磯のやりとりが毎度面白い。
黒磯のドジ現場をお嬢が目撃し、そのネタで脅迫して自分の目的の為に利用するシリーズなのだけれど今回はドジじゃなく黒磯が主人の大福をつまみ食いする現場をお嬢が盗撮するという黒すぎる話。

メガネザルの恩返しは落語の人情噺ぽい作風で29巻の中で一番良い話だった。

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投稿者：toricchi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一話だけですが「しんちゃん１年生になる」編があります。このまま成長させるのか？と思いましたが結局また幼稚園の話に戻りました。やはり大人にはならないようです。それからいろいろあってローン３０年を残す自宅が大崩壊というか大爆発でしんちゃん一家は建て替えが終わるまでアパートへお引越し。そこでまた個性豊かな隣人に囲まれる、という展開です。４人家族で新しいネタをやるのは大変ですよね。でもひろしさんのローンはどうなるんだろう。ま、建物部分は土地よりも少ないから…といってもそこらへんが心配になる２９巻でした。

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投稿者：torikata　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　今や「アジアのしんちゃん」となったくれよんしんちゃん。「サザエさん」と同じく「キャラが年をとらない」循環時間が採用されておりますが、妹が生まれたりして、２９巻ではついに「小学１年生の初登校日」という１編が登場しました。「おお！　ついに時間が進んだ」と驚いたのですが、次のお話からまた幼稚園に戻ったようです。やはり小学校へ行くとなると先生とか総替えになりますから、せっかく新婚の吉永せんせいとか登場できなくなりますものねえ。しんちゃんは「永遠の幼稚園児」でよいのではないでしょうか。いつか「中学生ネタ」とか「高校生ネタ」が単発で出るのも面白いですが。