夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)
著者 あさのあつこ (著)
温厚な父が秘めていた40年前の不思議な恋、江戸から消えた女房が見せる奇妙な夢、少年時代の後悔を振りきれない男の帰郷──切ない恋愛から艶めく時代小説まで自在に描きだす、著者...
夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)
商品説明
温厚な父が秘めていた40年前の不思議な恋、江戸から消えた女房が見せる奇妙な夢、少年時代の後悔を振りきれない男の帰郷──切ない恋愛から艶めく時代小説まで自在に描きだす、著者の才が冴えわたる6篇。恐怖や迷いに立ち止まってしまった大人たちの、切なくて、ちょっと妖しい世界から多彩なストーリーが弾け出す。姉妹篇『朝のこどもの玩具箱』と併せて、幅広い作風のあさのあつこワールド入門にも最適な短篇集。一話ごとに寄せる想いを綴った【自作解説】付き。
著者紹介
あさのあつこ (著)
- 略歴
- 1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。「バッテリー」で野間児童文芸賞、「バッテリー�」で日本児童文学者協会賞を受賞。
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あさの作品?
2016/01/11 02:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年野球をはじめ、児童分がkの色濃い作家だが、考えてみれば時代物も手掛けているし、こうした大人向けの小説があってもお悪しくはない。もともと、力量のある人だ。不思議な感覚の短編集と受け止めたが、ある意味、ブラックと表現して良いかもしれない。新境地ではなく、多才ととらえたい。