善の研究
著者 西田幾多郎 (著)
真の実在とは何か,善とは何か,宗教とは,神とは何か――.主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに,人間存在に関する根本的な問いを考え抜いた西田幾多郎(1870-...
善の研究
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商品説明
真の実在とは何か,善とは何か,宗教とは,神とは何か――.主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに,人間存在に関する根本的な問いを考え抜いた西田幾多郎(1870-1945).東洋の伝統を踏まえ,西洋的思考の枠組自体をも考察対象とした本書は,以後百余年,日本の哲学の座標軸であり続ける.改版(注解・解説=藤田正勝)
目次
- 目 次
- 凡 例
- 序
- 再版の序
- 版を新にするに当って
- 第一編 純粋経験
- 第一章 純粋経験
- 第二章 思 惟
- 第三章 意 志
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西田幾多郎氏が1911年に発表した主客合一を説いた書です!
2020/05/04 09:54
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の偉大な思想家として知られる西田幾多郎氏によって1911年に発表された作品で、観念論と唯物論の対立などの哲学上の根本問題の解決を純粋経験に求め、主客合一などを説いて、知識、道徳、宗教の一切を基礎付けようとした画期的な一冊です。内容は、「第1編 純粋経験」として「純粋経験」、「思惟」、「第2編 実在」として「考究の出立点」、「意識現象が唯一の実在である」、「第3編 善」として「行為」、「意志の自由」、そして「第4編 宗教」として「宗教的要求」、「宗教の本質」といった構成になっています。非常に読み応えのある一冊です!
胸震える本
2020/11/30 18:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全てを理解したとは言えません。
ですが、胸が熱くなります。
私の心が震えます。
これはいのちで書かれた本だと思います。
西田幾多郎大先生の人生の数々の試練のなか、紡ぎだされた思索の結晶だと思いました。