1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校一年生の時に御船流子が家出した時の不思議体験『家出基地』、中学生の前川さんの葛藤『初恋を見下ろして』、小学五年生のエリオが宇宙飛行士を目指していた頃『空への明日』、青春ポイントのきっかけとなった出来事『ぼくと彼女の月の距離』、みんなin本屋さん『E.R.O.』という5本立て。
個人的には、丹羽真に絡むリューシさんや前川さんのストーリーが好きなので、いくつかは読んでいて疲れたかも。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:necot - この投稿者のレビュー一覧を見る
リュウシさん、前川さん、エリオ、丹羽くんの過去編と、丹羽くんがエロ本を手に入れるためにガンバる総計五作。どれも面白かった。特に幼少期のエリオの愛され方、エリオの性格を見るに、エリオ失踪時の女々さんはどんな風であったのかが心配になりますな。
投稿元:
レビューを見る
今巻は短編集です。
個人的な感想は
リュウシさん:×
前川さん:○
エリオ:◎
にわ君:○
エロ本:○
です。
個人的に女々さんがあまり出てないのが残念かな?
ただ入間先生の文章は人を選ぶので合わない人は全然ダメかも。
あと相変わらずのブリキさんのイラストは素晴らしいです。
入間先生がダメでも表紙のエリオだけで大満足です。
投稿元:
レビューを見る
短編集ということで、前半3つの短編では、女性3人の初恋等の話から何故にわちを気に入ってるかが、直接的ではないが、描かれていた。『空への明日』での、エリオの「だけど今の私と向き合ってくれるから、イトコは良い。 なんか、すごく良い。」という評価が印象的。
が、個人的には4つ目の短編『ぼくと彼女の月の距離』が一番のお気に入り。にわちと星中の関係は、宮本輝『青が散る』における燎平と夏子のそれのように甘酸っぱく、にわちが青春ポイント獲得に情熱を傾ける礎となるには十分、というかピッタリのエピソードだと思う。
トーエや橘なんとかなど、著者の他作品の人物も出たり言及されたりもよかった。トーエは2つの短編で登場してるし、幸せそうで何より。『E.R.O』でエロ本売り場でイチャイチャしてたバカップルも他の作品の登場人物なのかな、と思って、僕が唯一読んでない「僕の小規模な奇跡」を購入。ハードカバーを買ったの久しぶり。今度読む。
時速三百四十メートルは誤植なのか素で間違えてるのか・・・
投稿元:
レビューを見る
“(ねぇ、宇宙人くん)
(なにかな、地球おねーさん)
(ここのなぞの地下施設にいる予定の宇宙人はお茶のみ仲間とかだったりするの?)
(良く肉じゃがとか作ってお裾分けに来てくれますよ)
(マジで。ちゅーか、ジャガイモって宇宙でも大活躍なのか、見直しちったい)
(……あのさ)
(んー?)
(宇宙人って、本当にいると思ってる?)
あたしが尋ねても違和感ない事柄を、まず相手から口にしてきた。思いの外真剣っぽく。
階段の中腹であたしは立ち止まり、男の子を見上げる。男の子は神妙な顔つきで、潤んだ瞳がアクエリアスの水溜まりみたいに飲み応えありそうな揺れ方だった。
(んむ、そうだなぁ……いる、って信じてるよ。でも今、地球にはいないと思う)
取り敢えず、目の前の自称宇宙人くんに関しては否定派になってみた。でも効果なし。
(そう。実はオレさ、本当に宇宙人なんだよ)
(…………………………………)ここまで来て、真面目な顔で嘘吐かれても。
(この星に来て、帰ってこない宇宙人がたくさんいてね。オレはそれの調査に来たんだ)
(……あー、そーいう設定?)
尋ねると、男の子は儚げに笑った。本当は弱々しくないのかも知れないけど、薄暗いのと、本人の男前指数によって格好良さげな表現に変化してしまうのだ。”
登場人物の過去話とか。
宇宙人がいると言われている町。
この町には本当の本当に宇宙人が住んでいるのかもしれない。うん。
美容院のおねーさんはどこぞのトーエかな。
かぐや姫さんは前回ちょこっと出た方っと。
ほか作品との時間軸がよくわからない。
でも既知感のあるこの空気は好きだ。
“ある暑い、夏の昼下がり。
地球上の誰かがふと思った。
「最近、高校生なのにエロい物と無縁に生活している」
読みかけの文庫本が枕元からずり落ちて、床に落下した。
あ、どうも。丹羽真です。健全に高校二年生しちゃっています。リュウシさんから勧められて読んだ漫画の影響からつい発してしまった今の呟きは忘れよう。と、文庫本を拾い上げてから自室のベッドの上で寝返りを打つ。あー、エアコンをガンガンに効かせた部屋は涼しいなー、極楽浄土だなー、お外の蝉共よザマーミロ……みーんみんみん。
「白黒のページである文庫本が肌色に見えてきた」
これは末期ではないだろうか。”
投稿元:
レビューを見る
短編
幼少期のエリオがえらい聡明にみえる
あと橘さんの単独の話はいつかどっかで本が出ませんか?
投稿元:
レビューを見る
主要キャラの過去話+αな短編集。残念ながら四十路ヒロインメインのはありませんが。本編で出てくる以上に前川さんに人間味が感じられた。エリオも昔は元気だったんだねぇ。いや、今も元気だけど。どの話もちょっぴり切ない。まぁノリとして一番好きなのは『E.R.O』ですが。オトコノコですし(笑)
投稿元:
レビューを見る
短編集ー。だけどなんか一冊が上手くまとまってたりな一冊。後ろにある話ほどテンションが上がる仕様になってる気がした。
投稿元:
レビューを見る
前川さんが乙女!
そしてにわ君が青春し過ぎですな。
探偵っぽくないルイージの探偵っぽい日常が良い!
投稿元:
レビューを見る
2011 4/13読了。WonderGooで購入。
表紙にもなっているエリオがまだ幼くて活発だった幼少期の話と、マコト、リュウシさん、前川さんそれぞれの初恋関連エピソード(リュウシさんはかつ、宇宙人体験?)、それにマコトがエロ本を買いに行く話を加えた短編集。
青春男の青春男になったいきさつとか。
・・・ハーレムもので主人公に初恋相手が別にいて、かつ各キャラもみんなそれぞれの初恋エピソードを抱えてるってなんか新しいな。そしてどれも見事に実っていない。エリオどうなる(汗)
どれもなんか筋があるというかライトっぽいけどライトじゃない感じで、けっこう好きだった。
5巻以降もさっさと買ってこよう。
投稿元:
レビューを見る
みんなの過去話が面白かった。今とは全然違う考え方の子もいて、いい意味でも悪い意味でもやっぱり成長するにつれて考え方は変わってしまうんだよなあとか思ったり。すべての話が微妙に宇宙に絡んでるところも電波らしくて素敵!電波シリーズでは1番好きな巻になりました。
投稿元:
レビューを見る
各登場キャラクターの過去(失恋)を綴った巻。
まさにタイトル通り「青春」をテーマにしているので看板に偽りなしの作品。
エリオの小学生時代の性格が可愛くて良い。
投稿元:
レビューを見る
5つの短編集。各キャラのわずかに過去のお話。真だけ2話。
それぞれを一人称で書けるというのは、きちんとキャラが作り込めている証拠に他ならないだろう。
投稿元:
レビューを見る
今回は過去話.
リューシさん,前川さん,エリオそして丹羽真それぞれの
電波女と青春男1以前のお話.
そして青春男・丹羽真の青い性を持て余す話.
まぁ,つまりはエロ本を求めて本屋さんへ.
でも本屋でクラスメイト(女子)と遭遇して….
という,ある意味お約束な話.
新たな(?)宇宙人なんかも登場しちゃったりして
さすがは「宇宙人のいる街」ですな.
何かやや違う気もするが,そういう謳い文句の街だったよな?
面白かったよ.
投稿元:
レビューを見る
前川さんの金髪はだれもが萌えたのではなかろうか。エロイことも青春だ。エロ本を買うのができるのは、高校生からなんですよ。恥ずかしいけどね。