火の昔
著者 著者:柳田 国男
電気やガスのなかった時代、人々は、火をどのように使って暮らしてきたのか。先人たちが生活の中心に据えてきた火にまつわる事柄や風習を紹介。柳田の鋭い観察力と膨大な知識をもとに...
火の昔
05/22まで通常517円
税込 259 円 2pt商品説明
電気やガスのなかった時代、人々は、火をどのように使って暮らしてきたのか。先人たちが生活の中心に据えてきた火にまつわる事柄や風習を紹介。柳田の鋭い観察力と膨大な知識をもとに、生活史をたどる。
※本作品は紙版の書籍から索引が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
民俗学者・柳田国男氏による「火」に焦点を当て日本人の生活史をたどった名著です!
2021/01/09 16:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から昭和初期にかけて活躍された民俗学者で、官僚の柳田国男氏の作品です。同氏は、日本民俗学の独自の立場を確立したことで知られ、『遠野物語』、『蝸牛考』、『桃太郎の誕生』、『故郷七十年』などの名著があります。同書は、かつて人々は、どのように火を使い、暗闇を照らしてきたのかということに焦点を当て考察をされた内容になっています。照明・煮炊き・暖房ほか、火にまつわる道具や風習の実例を丹念に集め、日本人の生活史を辿っていきます。暮らしから次々と明かりが消えていく戦時下、「火の文化」の背景にある先人の苦心と知恵を見直した意欲作でもあります。