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狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
ホロの故郷の仲間の名を冠す 『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。 デバウ商会は北の地で大きな戦を起...
狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
狼と香辛料 15 太陽の金貨 上 (電撃文庫)
商品説明
ホロの故郷の仲間の名を冠す 『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。 デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、その目的は北の地の征服とも、鉱山のさらなる開発とも言われていた。そのため商会は町に武力を集めているというのだが、ロレンスたちが訪れた町には不穏な空気はなく、意外にも人々は活気に溢れた様子だった。訝しがるロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことにする。そこで二人を出迎えた人物とは──? ヨイツの森はもう目前。北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する──!
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紙の本
専制国家から都市国家への変遷を目の当たりにする
2010/09/23 19:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホロの仲間の名を冠する傭兵団を追って、レスコの街にやってきた二人。
鉱物商デバウ商会が牛耳るそこは、ロレンスたちの想像とは全く違う活気にみちた自由な街だった。
なにはともあれ、傭兵団との邂逅だろう。
ホロの長い孤独と、仲間を思う気持ち。そして、仲間のホロを思う、そして粋な心意気に胸をうたれる。
そしてロレンスは長年の夢がかなうかもしれない状況になる。
しかもかないそうな夢のそばにはホロがいるのだ。
なのに、楽観的になれないロレンスの貧乏性というか、気苦労に気の毒にと思うのであった。
もっとも、そのおかげでデバウ商会がやろうとしていることが見えてくるのだけどね。
…いわば、専制国家から都市国家への変遷過程なのか。
読みながら塩野七生の「海の都の物語」を思い出していた。千年にわたるヴェネチアの物語なのだが、貿易によって商人が動かす都市国家であったヴェネチアはレスコに似てなくもない。いや、似ているのかもしれない。
と、ロレンスとホロの二人は、相変わらず微妙な距離を保ってますよ。
お互い好きなのにね。男女に大事なのは、勇気とタイミングっすかねww
…何もかも上手くいってる感じだったのに、暗雲が…。
でもって、下巻に続くのであった。
早く続き読ませて下さいm(__)m
紙の本
商人たちが起こす革命
2010/09/12 18:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミューリ傭兵団に会うために、ロレンスとホロはレスコを訪れる。そこにはデバウ商会が集めた傭兵団が多く集いながらも、戦争を控えた荒んだ雰囲気とは正反対の、活気に満ちた人々で溢れていた。
ホロとミューリ傭兵団の団長との出会い、ロレンスの足を止めた一枚の貼り紙、そしてデバウ商会が作り上げたレスコを中心に仕掛けられた目論見。そういった状況の中で、これまでとは一味違うロレンスとホロの関係が描かれる。
最終目的地のヨイツはもう目前。まず一つの盛り上がりがあり、そして最後にまた一つの波紋が投げられる。本巻で作られた雰囲気をベースに、次巻で更なる盛り上がりがあるのか。それが楽しみだ。
紙の本
15巻
2022/09/28 05:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミューリ傭兵団に会うためにレスコの町を訪れます。
町を牛耳るデバウ商会には悪い噂があるものの、そこはとても平和な様子。
ロレンスの夢が叶い、ホロとも一緒にいられる…と思いきや、まさかの展開に!
そんなにうまくいくはずがないとわかっていても衝撃的でした。
紙の本
佳境
2019/07/15 01:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ2人の旅もクライマックス。
ずっと名前が上がっていたデバウ商会の御膝元へ。
新時代のいくさ。
コルもいなくなって、
2人のいちゃがいちゃでいちゃですね。