読割 50
電子書籍
ワイド版風雲児たち(6)
著者 みなもと太郎 (著)
マンガ・コラムニスト夏目房之介氏も激賞、歴史大河ギャグの第六巻。「解体新書」を著した杉田玄白たちは人気急上昇なのだが、一方、天才・平賀源内は不遇の日々を…そして、ついに?
ワイド版風雲児たち(6)
風雲児たち 6 ワイド版 (SPコミックス)
著者紹介
みなもと太郎 (著)
- 略歴
- 1947年京都生まれ。まんが家、まんが研究家。手塚治虫文化賞特別賞受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
蘭学者
2021/08/12 05:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に平賀源内の受難を描く。解体新書設立や林子平なども追い、源内の悲しい結末までを描いている。諸説あるもののその解説に詳しい。
紙の本
平賀源内の魅力と早すぎたが故の才能の悲劇
2017/06/18 12:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2017年再読中。最初は、関ヶ原の合戦あたりの再確認のために読み出したのですが、ついつい止められなくなり、もう第6巻まで来ました。
大きな話の流れとしては、第5巻から続き平賀源内の伝記とでも言えるわけですが、それだけに収まらないのが『風雲児たち』の面白いところ。
長崎に滞在した林子平のオランダ人たちとのやりとりも面白いのですが、林子平自身がもっと活躍するのは後のことで、著者も本当に描きたいのはそこなんでしょう。でも、そこを描くためには、そこへ至るまでの言動を描いておかないといけないという、まったくもってやっかいな話です。
さらに、司馬江漢やら秋田蘭学の話やら、ロシア人が初めて(今でいう日本の領土内に)現われた話やら、その勢いは止まりません。
それでもやはりこの巻のメインは平賀源内でしょう。特にその最期や後日談を読んでいると、この奇才と呼ばれた人はもっと評価されても良かったのではないかと思えてきます。
個人的には平賀源内というとNHKドラマ『天下御免』に尽きるところがあるのですが、それに勝るとも劣らず、源内の魅力と早すぎたが故の才能の悲劇とでも言えるものを伝えてくれているように思います。
さあ、この調子で、まだ読み続けるのかしらん。