読割 50
ワイド版風雲児たち(14)
風雲児たち 14 ワイド版 (SPコミックス)
著者紹介
みなもと太郎 (著)
- 略歴
- 1947年京都生まれ。まんが家、まんが研究家。手塚治虫文化賞特別賞受賞。
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紙の本
乱
2021/08/28 05:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シーボルトイネや大塩平八郎を取り上げた巻。特に幕末の胎動である大塩については詳しくその動向を取り上げている。陽明学の解説もわかりやすい。
紙の本
大塩平八郎の乱は、起こるべくして起きたということなのか
2017/07/30 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2017年再読中。最初は、関ヶ原の合戦あたりの再確認のために読み出したのですが、ついつい止められなくなり、第14巻まできてしまいました。
主な話としては、シーボルト事件、鼠小僧、尚歯会結成、そして大塩平八郎の乱といったところです。
著者自身が後に述べているように、「第七章 尚歯会結成」は一人語りマンガとなっています。単に歴史大河ギャグマンガというだけでなく、表現方法においてもいろいろな試みをしていたということにようです(と言っても、私の覚えがある限りでは、このような表現方法をとったのはこの1回きりのように思いますが)。
そして、シーボルト事件の顛末も興味深いところですが、それよりもこの巻で特に力を入れて描かれていたと思われるのが大塩平八郎の乱です。別のことでも何度も書いていたかと思いますが、学校の歴史授業ではほんとに簡単に流されてしまうこのエピソードが、江戸時代の中でもある種エポックメイキングなものであったということ(であるからこそ、歴史教科書に出てくるという、当然と言えば当然のことなのですが)がよくわかりました。徳川幕府が自ら崩壊していく兆しと捉えても良いのでしょうね。
というわけで、ワイド版も読み始めてしまうとなかなか途中で止めることができません。このまま20巻までいってしまうのでしょうか。