ＹＡＳＨＡ　夜叉　9

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投稿者：みやぎあや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　遺伝子操作によって通常の人間ではあり得ない能力の数々を持って生まれた双子のお話です。全く違う環境で育った二人はとても良く似た外見を持ちながら全く違った人格に成長し、片方は一挙に何万人もを殺す威力を持った殺人ウィルスを作りだし、もう片方はそれを阻止しようと必死で対抗します。対立しながらも唯一の血縁である互いの存在にこだわってしまう彼らの確執がメインテーマ。８巻で双子の弟、凛が作ったウィルスが主人公である静の幼馴染みを殺し、彼らは完全に決別した……あたりの続きから。
　静が今までの受身の態勢を改め動き出したことで展開が早くなり、ますます少年漫画っぽい要素が強くなった気がします。表現しにくいのですけどページのめくり方がジャンプ系というか、先が気になって一冊読み終わる速度が速いです。それでいてこの作者の感性が少女漫画というか、微妙に耽美っぽいのが特徴。この辺がまた実に上手いというか、明らかにそういうジャンルを狙っているお話ほどしつこすぎない所が良いです。凛と静にしても護衛役であるケンにしても、微妙に濃い人間関係にドキドキしてしまいます（笑）

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シンの義兄って、月龍だったのね！
バナナフィッシュの中でも、ベトナム系マフィアに襲われたことがあったことを思い出しました。結局、やられてしまったんだ、、、
まあ、そうでないと、シンがトップに着けないんだけど。
どうしても、本編よりも、バナナフィッシュゆかりのキャラの方が気になってしまう。

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投稿者：タキレイ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　バナナファンにはお馴染みのシンが登場してますます面白くなってきたＹＡＳＨＡ。しかし、凛の過去が明らかになるにつれて彼の『生』への悲しみが痛い…。何故生まれてきたのか?　こんな形で…。何故自分だけがこんな仕打ちを受けるのか…。

　それにしてもまたこのネタで来るのかと思うと、もうこんな悲しい設定はやめて欲しいと思わずにいられない。

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投稿者：ポーリィーン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　弟・凛との戦いのために殺戮を繰り返す静だったが、十市との再会により罪の意識に苛まれてしまう…。そんな中、華僑の王であるシン・スウ・リンと手を組もうとする雨宮の動きに気づき、静はシンとコンタクトを図る。