ＹＡＳＨＡ　夜叉　10

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投稿者：くろこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　静が雨宮の施設を襲撃した報復に、弟の凛は自衛隊隊員と共に洛北大学を襲って多数の死傷者を出し、静の周囲の人々の心に憎しみと恐怖を残していった。さらに静の叔父・有末貴比古を人質として拉致し、凛は静に雨宮邸に来るように告げる。叔父を助けるため、敵と戦うために仲間と別れ、独りで雨宮邸に向かう静。

　同じ顔をしているからこそ、憎み続けることも、簡単に受け入れることもできない周囲の人々の気持ちも、信頼できる仲間に自分を殺してほしいと頼んで微笑する静の姿も、誰よりも近いのに激しく対立する静と凛の関係も、どれもやりきれない気持ちになります。　　　　とても悲しいです。
拉致された叔父さんの静への伝言に救われます。「愛」っていう言葉がすごく大きく感じられる。

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投稿者：みやぎあや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　幼馴染の兄を殺されたことにより双子の弟、凛との決別を決め、復讐行動に出た静。凛は更にその報復として静の育ての親である叔父を誘拐する。双子の憎しみあいを止められるものはもう何もなく、その対立はエスカレートしていく…。

　肉親に対する甘さを消した静の行動は容赦ない。守りから攻めに入った静は、凛とその組織により叔父を人質に取られているにも関わらず、形勢は逆転したかに見える。憎み合いながらも互いの存在を無視できない双子に和解の道はあるのか。彼らの決着が気にかかる。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ラストが見えてきた感じです。
凛の静に対する嫉妬心も、わからないではないかな。
また、スティグマ症候群というのは、初めて知りました。
そして、ケンは、損な役回りですね、、、

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投稿者：タキレイ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この巻で、シンがキーパーソンになる可能性がますます強くなってしまった。私としてはYASHAキャラがもっと話を引っ張って行って欲しいので、シンのファンではあるけれど複雑な気持ちではある。
　前のキャラに助けてもらっているうちは駄目なんじゃないか?　いくらバナナファンが多いと言っても…。

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投稿者：ポーリィーン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　雨宮に叔父を人質に捕られ投降する静。宿敵、双子の弟・凛との激しい心理戦に目が離せない第１０巻。