史記(7)李陵 上
著者 久松文雄
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だ...
史記(7)李陵 上
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商品説明
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。そもそも史記が世に出るきっかけとは何だったのか!? 司馬遷と李陵の友情を描く「李陵」編の上巻。
目次
第一章 蘇武
第二章 司馬遷
第三章 李陵
第四章 匈奴
第五章 宮刑
第六章 胡地
第七章 任安
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匈奴と漢の関係が面白い
2021/08/21 13:29
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
史記の李陵編の初巻です。漢の武帝の時代にも匈奴の脅威は大きく、人質交換に向かった蘇武の大軍が匈奴に敗れる事件が発生します。さらに衛青の軍も敗れ、李陵の軍も敗れ、李陵は匈奴の捕虜となってしまいます。蘇武、司馬遷、李陵、任安の仲の良かった四人を中心に描かれた物語ですが、匈奴側も同じ人間という視点で表現されているので、なかなか奥が深い物語になっています。戦国の世のように戦乱に明け暮れているわけではありませんが、それでも魅力的な時代に感じました。中巻以後が楽しみです。