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ウィザーズ・ブレインVI 再会の天地<下>
《マザー・システム》は魔法士の犠牲の上に成り立っている―― 《賢人会議》の主張が真実であるとアニルが認めたことで紛糾する、シティ・ニューデリー中央招集会議。 だがそこに現...
ウィザーズ・ブレインVI 再会の天地<下>
ウィザーズ・ブレイン 6下 再会の天地 下 (電撃文庫)
商品説明
《マザー・システム》は魔法士の犠牲の上に成り立っている―― 《賢人会議》の主張が真実であるとアニルが認めたことで紛糾する、シティ・ニューデリー中央招集会議。 だがそこに現れた真昼は、さらなる恐るべき事実を、全世界に突き付けた! 内戦状態のシティ・ニューデリーで、アニルの最後の希望を叶える為に、イル、ヘイズ、クレアが闘う。 そして、病魔に冒されながら毅然と振る舞うアニルの姿に、錬とフィアにある決意が芽生えるが――。
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紙の本
私は道を示さない、可能性を残すだけだ
2009/09/04 09:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニル・ジュレがマザーシステムへと向かう姿は、さながら、ゴルゴダの丘に向かって歩くイエスの様だ。それによってもたらされるものが、完全な救いではなく、自ら悔い改め行動するための猶予を与えるだけ、というのも似ている気がする。
アニルは、おそらく、天樹錬やフィアに何か大きな影響を残した。それは、今後の彼らの行動原理となるものだろう。一方で、サクラがその影響をほとんど受けていないのは不思議だ。彼女から見れば、自ら望んでマザーコアとなる魔法士の存在は、彼女の行動原理を揺るがしてもおかしくはないと思うのに。
サクラは、アニルがマザーコアであるという事実が分かってからも、アニルの行動を妨害し続ける。彼女が魔法士を助けようとするのは、魔法士が自分で選択できない状況を押し付けられているのを解消するため、という理解だったので、これは少し意外だった。
この行動から考えると、サクラはもはや、状況判断を全て真昼に投げてしまっている、ということなのかもしれない。
紙の本
キャラクター書き分けが足りない
2007/10/20 15:44
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの想いと願いが交錯し、力と力、心と心がぶつかりあう
メインを張れるキャラクター達ばかりですが、逆に複雑になりすぎて分かりにくかった
どのキャラクターの行動・心理描写なのか、書き分けがうまくいっていない様に感じました
ストーリー的にも大きな展開に入ったのに、細かな一人一人のバトルに拘りすぎ
敵味方が入り混じっているため、バトル自体に真剣さ・必死さが見えなかったです